約106万円から! 日産の「“最安級”コンパクトSUV」がスゴい! 全長約4mの“ちょうどいいサイズ”に「5速MT」や「ターボ」モデルも! トヨタ「ライズ」に迫る「マグナイト」印国仕様どんなモデル?
日産はインドで全長4m以下のコンパクトSUV「マグナイト」を販売し、現地で人気を得ています。日本にはないモデルですが、どのような特徴があるのでしょうか。
力強く洗練されたデザインが魅力
近年、日本の自動車メーカーが力を入れているのがクロスオーバーSUVの海外展開です。
北米や欧州はもちろん、東南アジアやインドなどの新興市場でも次々と新型モデルを投入しており、日本未導入ながら注目度の高いモデルも増えています。
そのひとつが、日産がインドで販売しているコンパクトSUV「マグナイト」。取り回しのしやすいボディサイズと高いデザイン性を兼ね備えた、日本でも人気を集めそうな1台です。

マグナイトは、日産が2020年からインドで販売している5ドアコンパクトSUVです。
ボディサイズは全長3994mm×全幅1758mm×全高1572mmで、日産SUVの中では最小クラスに位置します。トヨタ「ライズ」とほぼ同等のサイズ感を持ち、ライバルと目される存在です。
エクステリアはシャープなヘッドライトと大型の六角形グリルを採用。中央に配置された「NISSAN」エンブレムが力強さを際立たせます。もともとダットサンブランドとして開発されていた経緯があり、日産車に多い「Vモーション」デザインとは異なる独自のフロントフェイスが与えられています。
最低地上高は205mmと高く、前後バンパーにはSUVらしいアンダーガードを装備。コンパクトながら本格SUVの雰囲気を備えています。
2024年にはマイナーチェンジが実施され、フロント/リアの意匠を変更。LEDヘッドライトやLEDリアランプ、ルーフレールの追加などにより、上質さと実用性がさらに高まりました。
インテリアは、グレードに応じて質感が異なるものの、シンプルで落ち着いたデザインが特徴です。8インチのタッチディスプレイやデジタルメーターを採用し、視認性と操作性を両立しています。
パワートレインは1リッター直列3気筒エンジンを搭載し、自然吸気仕様の「B4D型」とターボ仕様の「HRA0型」を設定。自然吸気版は最高出力72馬力/6250rpm、ターボ版は100馬力/5000rpmを発揮します。
トランスミッションは、5速MTのほか、自然吸気仕様に5速AMT(自動クラッチ式MT)、ターボ仕様にCVTを設定。駆動方式はFFのみで、軽快な走りが楽しめます。
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インドでの価格は61万4000ルピー(約106万円)から92万7000ルピー(約160万円)で、装備や質感を考えると非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。
インドでは小型SUV市場の競争が激化していますが、マグナイトはその中でも販売好調を維持し、累計150万台以上を出荷するヒットモデルとなりました。
扱いやすいサイズと存在感あるデザイン、さらにMT設定を持つ個性派SUVとして、日本市場に導入されれば人気を集める可能性もありそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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