スズキ「新型ジムニーノマド」受注再開が決定! 人気殺到の「5ドア仕様」中古車市場で価格が高騰!? 悪路に強くて快適&実用的な「本格四駆」がスゴい!

待望の5ドアモデルとあって、発表後に予約が殺到したスズキ「ジムニーノマド」。長らく受注停止状態が続いていましたが、2026年1月末に再開される予定です。一体どのような魅力があるのでしょうか。

悪路に強くて快適&実用的な「本格四駆」がスゴい!

 ファンにとって待望だった5ドアモデルのスズキ「ジムニーノマド」は、2025年1月30日に発表されるや否や、わずか4日で5万台以上のバックオーダーを抱えるほどの大人気となりました。

 2025年7月からは、インド工場で生産拡大が行われており、それまでの月間約1200台から約3300台に増産されているほか、2026年1月30日より受注再開することも発表されています。

 そんな人気のジムニーノマドですが、一体どのような魅力があるのでしょうか。

受注再開の「ジムニー ノマド」!
受注再開の「ジムニー ノマド」!

 2018年、現行「ジムニー」が約20年ぶりにフルモデルチェンジを実施。先代(3代目)は、今までの質実剛健スタイルから乗用車ライクになりました一方、現行(4代目)はさらに快適性を向上させ、一新されました。

 伝統の「ラダーフレーム+前後リジットアクスル」がブラッシュアップされたほか、外観は初代や2代目に原点回帰したような角ばったフォルムを採用し、丸目のヘッドライトを備えてレトロでキュートなデザインへと進化しています。

 また、ワイドボディを採用した小型車の「ジムニーシエラ」も用意。軽自動車並みのコンパクトなボディに1.5リッターエンジンを搭載、ワイドフェンダー化することで5ナンバーの普通車としてラインナップされます。

 ジムニー/ジムニーシエラは、現代のクルマらしく「スズキ セーフティ サポート」も搭載されていますが、3ドアモデルのみ。

 こには、本格的な悪路走破性を考慮し、ショートホイールベースであり続ける必然性があったからだと言われていますが、そんななか誕生したのが、5ドア仕様のジムニーノマドです。

 ジムニーノマドはジムニーシエラをベースとし、ホイールベースを340mm延長させ、後部座席の位置変更とともにリアドアを追加。それでも全長はわずか3890mmと、他社のコンパクトSUVよりも小さいのが特徴です。

 そして、5ドア化によって後部座席へ乗り降りしやすくなったほか、ラゲッジスペースの容量も増え、実用性と悪路性能を両立した本格四駆となっています。

 パワーユニットは1.5リッターエンジンを搭載し、トランスミッションには4速ATまたは5速MTを組み合わせている点もジムニーシエラと同じです。

 一方で、5ドア化によって約100kg近く重量が増していますが、そのぶん舗装路では直進安定性が向上していることが予想できます。

 受注再開のメドは立ったものの、現在、新車では入手困難なジムニーノマド。どうしてもすぐに乗りたいのならば、中古車を購入するしかありません。

 しかし、新車のジムニーノマドの価格(消費税込)はMT車が265万1000円、AT車が275万円なのに対して、中古車では350万円ものプライスタグが付けられていることもあります。

 350万円という予算があれば、ほかの新車SUVも十分に選択肢に入ってくるため、その金額をあえて中古車に充てるのは、賢明な判断とは言えないかもしれません。

 そんな状況の中とあって、受注再開のアナウンスを待ち続けていた人も多いことでしょう。

 ジムニーノマドの受注再開に関する詳細は、スズキホームページなどで告知される予定となっており、あと少し、期待して待ちましょう。

【画像】超カッコいい! これが5ドアの「ジムニーノマド」です!(30枚以上)

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Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ

2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。

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