スゴい…トヨタ巨大ミニバン「シエナ」公開! 日本の“伝統美”採用!? アウトドア意識の「NX」も! コンセプトを米国SEMAで披露
自動車内装大手の林テレンプが、「SEMA SHOW 2025」に、2台のコンセプトカーを出展します。トヨタ「シエナ」とレクサス「NX」をベースに、「和」と「アウトドア」という異なるテーマを融合。内装のプロが提案するクルマの新たな体験価値に注目が集まります。
「和」と「自然」で新体験を。林テレンプがSEMA 2025へ
自動車内装の総合企業である林テレンプが、2025年11月4日から米国ネバダ州ラスベガスで開催される「SEMA SHOW 2025」に、2台の特別なコンセプトカーを出展します。
日本と北米の拠点がそれぞれ、トヨタ「シエナ」とレクサス「NX」をベースにカスタム。
日本文化とアウトドアという異なるテーマで、クルマの新たな価値を提案します。世界最大級のショーでどのような注目を集めるのでしょうか。

毎年秋にラスベガスで開催される「SEMA SHOW」は、世界中から自動車メーカーやパーツブランドが集結する、自動車アフターマーケットの祭典として世界的に知られています。
最新のカスタムカーや革新的なEV技術などが一堂に会し、2025年は2,400社以上の出展が予定されています。
その世界的な舞台に、自動車内装の総合企業である林テレンプがコンセプトカーを出展します。
同社は110年を超える歴史を持ち、国内の主要自動車メーカーすべてと取引を行う独立系サプライヤーです。特に主力製品であるフロアカーペットは、グループ全体で世界トップクラスのシェアを誇るなど、自動車の内装分野における確かな実績を持っています。
今回の出展は、同社が培ってきた技術力や新たな取り組みを、業界関係者や既存・新規の顧客に向けて広く発信することが大きな目的です。
それと同時に、最前線の市場ニーズやエンドユーザーの生の声を直接収集し、それを未来の製品開発や提案活動にフィードバックするという狙いもあります。継続的な提案を通じて、より高い価値を持つ製品開発と受注の拡大を目指す、意欲的な挑戦と言えるでしょう。
今回、林テレンプが披露するのは、2台のコンセプトカーです。それぞれが異なるテーマを持ち、クルマでの時間を「移動から体験へ」と変える提案が込められています。
1台目は、同社の北米拠点(HTNA)が出展するトヨタ「シエナ」をベースにしたモデルです。
コンセプトは「Hideaway Package 和(わ)OW」と名付けられました。米国市場で高い人気を誇るミニバンに、日本の伝統的な美意識や文化を、先進的な機能と見事に融合させています。
単にクルマを所有するだけでなく、そこから生まれる驚きや新たな可能性を感じさせる、ユニークな車載アイテムが盛り込まれているとのことです。
もう1台は、日本の国内拠点から出展されるレクサス「NX」ベースのモデルです。
「Nature experience」というコンセプトが示す通り、こちらは自然から着想を得ています。都会の喧騒から離れ、上質なアウトドア体験へと誘うようなデザインが特徴。
レクサスならではの洗練されたスタイルと、本格的なアウトドアテイストを両立させ、日常と非日常をつなぐ“懸け橋”として、新しい価値を生み出すことを目指しています。
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SEMA SHOW 2025は、現地時間11月4日から7日までの4日間、ラスベガス・コンベンション・センターで開催されます。
自動車の内装を知り尽くした林テレンプが、この世界的なショーで「和」と「自然」というテーマを通じ、どのような機能美と新しい体験を提案してくれるのか、その仕上がりに期待が集まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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