3年ぶり大幅刷新! 日産「“新型”SUV」世界初公開! 全長4.6m級「ちょうどいいサイズ」&高性能4WDも採用の「アリア」登場

ジャパンモビリティショー2025にて、日産はマイナーチェンジを行った新「アリア」を初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

「翡翠乃光」が登場

 2025年10月29日(一般公開は10月31日)より東京ビッグサイトにて「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開幕。

 なかでも日産はマイナーチェンジを行った新型「アリア」を世界初公開しました。どのようなモデルなのでしょうか。

ツルツル顔が特徴的!
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 2020年に発表され、2022年に発売されたアリアは、静粛性・走行性能・デザイン性を高次元で融合したSUVタイプの電気自動車(EV)です。軽EV「サクラ」や「リーフ」と比べて、上級モデルに位置づけられています。

 ボディサイズは全長4595mm×全幅1850mm×全高1655mm、ホイールベースは2775mm。乗車定員は5名で、モダンで力強い先進的なスタイルが特徴です。

 パワートレインは、66kWh(B6)または91kWh(B9)のバッテリーを搭載。駆動方式は2WD(前輪駆動)または4WD(e-4ORCE)から選択可能。

 B9グレードでは最高出力178kW(約242PS)、最大航続距離はWLTCモードで640kmに達します。

 安全装備も充実しており、「プロパイロット」や「プロパイロット パーキング」をはじめとした先進運転機能を搭載。安心感のある運転支援が魅力です。

 今回ジャパンモビリティショー2025で初公開された新アリアは、現行モデルのマイナーチェンジ版として登場しました。従来の洗練されたデザインとEVらしい先進性をさらに高めています。担当者は変更点について次のように語っています。

「今回のマイナーチェンジでは、EVらしい先進性を意識した外観にアップデートされています。

 従来の黒いグリルは姿を消し、シグネチャーランプを中心とした新しいフロントフェイスが印象的です。ホイールデザインも刷新され、より洗練された印象になりました」

 外観には日産の新世代ファミリーフェイスを採用。Vモーショングリルを廃止し、新型リーフと共通する水平基調のフロントマスクを採用しています。

 ボディカラーには新色「翡翠乃光(ひすいのひかり)」が追加。担当者は「未来感を損なうことなく、自然との調和を感じさせるカラーです」と説明しています。

 機能面ではGoogle搭載の新インフォテインメントシステムを導入し、ナビや音声操作の精度が向上。

 さらに、V2L(Vehicle to Load)機能も追加され、アウトドアや災害時の電力供給にも対応します。電動車としての装備についても、担当者は次のように語っています。

「EV装備としては、家庭用電源としても使える給電ポートを備え、キャンプや災害時など、日常外のシーンでも活躍。冬場の急速充電にも対応しており、季節を問わず安心して使える仕様です」

 乗り心地にもこだわり、サスペンションのセッティングを見直すことで、EVらしい静粛性と滑らかな走行感を追求。走りの質感にも磨きがかかっています。

※ ※ ※

 なお、新型アリアは「今回は参考出品という位置づけで、2025年度中の発表を予定しています」とのこと。

 会場では新色や新フロントフェイスに対して好意的な反応が多く、日本ユーザーはもちろん、海外からの来場者も熱心に説明に耳を傾ける姿が見られました。

 新型アリアは、日産EVの新たな象徴として、今後の市場展開に大きな期待が寄せられています。

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Writer: シープロダクション

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