トヨタ最新「ハイエース」が凄い! パワフルな「高出力エンジン」&「強化サスペンション」搭載! 極太トルクで加速モリモリ! “豪華インテリア”も採用した「ダークプライムS」に大注目!
モデル生誕20周年を記念して、2025年2月に登場した「ハイエース」の特別仕様車「スーパーGL “DARK PRIME S”」とは、一体どのようなモデルなのでしょうか。
パワフルな「高出力エンジン」&「強化サスペンション」搭載!
トヨタのワンボックス車として、長年不動の人気を誇る「ハイエース」。
2025年10月29日に東京ビッグサイト(国際展示場)で開催された「JAPAN MOBILITY SHOW(ジャパンモビリティショー)2025」では、トヨタから次期型ハイエースを想わせる「ハイエースコンセプト」が発表され、大きく話題となっています。
また同時に、超ロングセラーモデルの現行ハイエース(200系)も「いよいよ終売が近いのか!?」と注目が集まっており、200系モデル生誕20周年を記念して2025年2月に登場した特別仕様車「スーパーGL “DARK PRIME S”(以下、ダークプライムS)」についても再びファンの視線が寄せられています。

ハイエースは1967年に初代が登場して以来、約58年にわたり愛されてきたキャブオーバー型の商用車および乗用車です。
近年は、商用ユースだけでなく、アウトドアや車中泊を楽しむ個人ユーザーからの支持も広がりを見せていました。
そして冒頭で取り上げたダークプライムSは、最上級グレードの「スーパーGL(標準ボディ・標準ルーフ)」をベースとしながら、単なる内外装の加飾にとどまらず、エンジンの出力向上と専用チューニングサスペンションを装備するなど、走りの性能にも徹底的にこだわったマニア垂涎の一台です。
まず、走りの核となるパワーユニットには、2.8リッター直列4気筒ディーゼルエンジンを高出力化して搭載。
最高出力は従来の151馬力から158馬力へ、最大トルクは30.6kgmから33.7kgmへと大幅な向上を果たしています。
ハイエースのようなワンボックス車にとっては、最高速を目指す「パワー」よりも、重い車体をスムーズに動かす「トルク」の大きさが非常に重要。
ダークプライムSの33.7kgmというトルクは、約2トンのボディを走らせるのに十分以上の力強さを発揮します。
特に注目すべきは、最大トルクの発生回転数が1200-3200rpmという低回転域に設定されている点。
つまり、走り出しからすぐに最大トルクを体感できる仕様となっており、積載性と走りの両方にこだわるハイエースファンが最も喜ぶチューニングが施されたのです。
さらにこの出力アップに合わせて、専用チューニングが施されたショックアブソーバーも装備。
これによって、荷台が軽い空車状態でも心地よくしなやかな乗り味を実現し、長距離移動の快適性も高められています。
エクステリアは、クリアスモーク加飾が施されたLEDヘッドランプカバーや、プラチナサテンメッキに塗装されたフロントグリル、エンブレムなど、専用のメッキパーツを採用。
特別感を演出し、オーナーの満足度を大きく高めることになるでしょう。
インテリアは黒を基調とし、インストルメンタルパネルや本革巻きステアリング、シフトノブに加え、パワーウインドウスイッチのベース部分までカーボン調の加飾で統一。
シート表皮はトリコットと合成皮革の組み合わせにダブルステッチを施した高級仕様となっており、ワンボックスとは思えないスポーティで上質な内装に仕立てられています。
また、ノーマルグレードのスーパーGLではオプションだった「両側スライドドア」が、ダークプライムSでは「両側パワースライドドア」化されるなど、使い勝手も高めた仕様となっています。
そして新たなメーカーオプションとして、このダークプライムSを含む「スーパーGL」全車に、20周年記念の専用フロントドアスカッフプレートも追加設定されたのも注目すべきポイントです。
このスペシャルなハイエース ダークプライムSの車両価格(消費税込)は、2WDモデルが420万円、4WDモデルが450万1200円。
いずれも400万円を超え、安価とは言い難い設定ですが、走行性能の向上や豪華な装備内容をトータルで見れば、十分に元がとれる納得の特別仕様車と言えるため、発表直後から注文が殺到。
予約枠が早々に埋まったという、今でもハイエースファンにとって羨望のモデルです。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。








































