原付一種の“ゲームチェンジャー”登場? スズキが提案する電動モペット“新”「e-PO」JMS2025で公開 気になる航続距離や性能は?
生活に寄り添うモビリティを目指して
e-POは、「環境に配慮しながら身近な移動や出先での移動を楽しみたいという願いを叶える電動バイク」として提案されました。
日常での買い物といった生活圏の移動を中心に、従来のスクーターに代わる新しい選択肢として想定されています。

担当者は「原付一種ユーザーの乗り換え先としてだけでなく、今までスクーターを購入しようと思わなかった人にも手が届く存在にしたい」と語ります。
軽量で扱いやすく、ペダルを備えることで原付とはまた違う感覚で乗れるという点は、多様なユーザー層に訴求できるポイントといえるでしょう。
スズキでは、e-POを「市販を前提としたプロトタイプ」と位置づけており、早ければ2026年中の発売を目指しているといいます。ただし、現時点では価格や仕様の詳細は未定とのことです。
e-POの今後について、担当者は次のように話しました。
「モペットというカテゴリーは、使い方の理解不足から誤った乗り方をされるケースもあります。
スズキとしては安全で正しいモペット文化を広げ、交通社会の中に安全に溶け込めるような存在になっていって欲しいという風に考えております」。
※ ※ ※
ペダルとモーターの融合によって生まれた「e-PO」は、スズキが長年培ってきた原付のノウハウと、次世代モビリティへの挑戦が結実した一台です。
軽快さ、環境性能、そして実用性を兼ね備えたこのモデルが、日常の移動をどう変えていくのか。2026年の市販化に向けて、注目が高まりそうです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。














