スバルが“新”「アウトバック」公開! カクカクデザイン&260馬力の高性能「水平対向エンジン」搭載! タフ顔の「ウィルダネス プロトタイプ」登場

ジャパンモビリティショー 2025にて、スバルは、アウトドア志向を強めた「アウトバック ウィルダネス プロトタイプ」を参考出品。どのようなモデルなのでしょうか。

アウトバック ウィルダネス日本初上陸!

 2025年10月29日(一般公開は10月31日)より東京ビッグサイトにて「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」が開幕しました。

 なかでもスバルは、北米市場で展開される7代目「アウトバック」の中でも、特にタフな印象を強調した「アウトバック ウィルダネス プロトタイプ」を参考出品しました。どのようなモデルなのでしょうか。

タフなアウトバック!
タフなアウトバック!

 スバルは今回の展示において、「走る愉しさ」を表現するPerformance(パフォーマンス)シーンと、「冒険へ踏み出す高揚感」を表現するAdventure(アドベンチャー)シーンという、2つの世界観を提示しました。

 なかでもアウトバック ウィルダネスは、アドベンチャーシーンを彩る一台として位置づけられています。展示車両は左ハンドル仕様で、北米仕様がそのまま持ち込まれました。

 アウトバックの歴史を振り返ると、1994年に北米で「レガシィ」シリーズのクロスオーバーワゴンとして誕生。国内では2021年に登場した6代目が2025年3月末で販売終了となり、現在は展開されていません。

 一方、米国など国外では根強い人気を誇り、2025年4月には6年ぶりの全面刷新を遂げた7代目が登場しています。

 ウィルダネス仕様は、そんな新型アウトバックの中でも特にアウトドア志向を強めたグレード。パワートレインは、通常のアウトバックが改良版の2.5リッター水平対向4気筒自然吸気エンジンを搭載するのに対し、ウィルダネスには、最高出力260馬力、最大トルク277ポンドフィートを発生する高性能版の2.4リッターターボエンジンが搭載されます。

 展示車について、スバルの担当者は以下のように話します。

「こちらは北米市場で展開しているウィルダネス仕様で、2.4リッターターボエンジンを搭載した左ハンドル車です。アドベンチャーをテーマに、キャンプやアウトドアを楽しまれる方に特化したモデルとなっています」

 参考までに、北米仕様のボディサイズは191.9インチ(約4874mm)×74.2インチ(約1884mm)×66.1インチ(約1678mm)、ホイールベースは108.1インチ(約2745mm)。

 トランスミッションにはリニアトロニックCVTを組み合わせ、最高出力は約260PSを発揮します。

 最低地上高は241mm。専用チューニングが施されたX-MODEとあわせて、舗装路から悪路まで、快適かつ安定した走行を可能にしています。

 外観は、中央には巨大なマットブラック仕上げの「SUBARU」ロゴがあしらわれた専用フロントグリルや、LEDフォグランプ、角張ったフェンダー形状など、標準モデルとは一線を画すラギッドな印象が際立ちます。内装は防水性シートを備え、広々とした快適な空間が広がります。

 今回の展示車については、実際のユーザー利用シーンを想定しているとのこと。これについて、担当者は以下のように話します。

「ルーフ上の荷物やリアに積んだ自転車、ゴツゴツとしたオフロードタイヤなど、アクティブなシーンを切り取って、そのまま国立公園に出かけてレジャーシーンを楽しむ、そんな利用シーンを反映させています」

 ウィルダネスは北米で人気の専用グレードで、アウトバックのほかフォレスター、クロストレックにも設定されています。今回の展示では、アウトバック ウィルダネスとともに「フォレスター ウィルダネス」が並び、アドベンチャーシーンを彩りました。

※ ※ ※

 今後の展開について、担当者は次のように話します。

「現時点では日本での市販化は予定しておりませんが、反響次第では検討の余地もあるかもしれません。

 来場者の皆さまからは『このまま出してほしい』という声も多く、非常に好評をいただいています」

 今回の展示では右ハンドル化はされていないものの、完成度の高い実車を通じて、ウィルダネスという存在が日本市場に強く提示されたといえます。国内で、その姿が現れる日も、そう遠くはないのかもしれません。今後の展開にも注目が集まります。

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Writer: シープロダクション

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