“約15年ぶり”全面刷新! 日産「新型エルグランド」世界初公開! 初の1.5リッター「e-POWER」×高性能「4WD」搭載! 走り&快適性も大幅向上の「キングオブミニバン」はどう進化?

「運転の楽しさ」と「快適性」を融合した新世代ミニバン

 また、電子制御サスペンションによる「乗り心地」と「運転の楽しさ」の両立もポイント。e-POWER、e-4ORCE、そして電子制御サスペンションは統合制御され、「6つのドライブモード」を切り替えることで“キャラ変”が楽しめるということです。

コンセプトカー「ハイパーツアラー」の意匠を継承し、1.5リッターe-POWERとe-4ORCEを搭載したプレミアムミニバンに進化
コンセプトカー「ハイパーツアラー」の意匠を継承し、1.5リッターe-POWERとe-4ORCEを搭載したプレミアムミニバンに進化

 走りといえば、お伝えしておきたいのは次期エルグランドのコンセプトは「運転する楽しさを大型ミニバンでも大切に」だということ。ミニバンだけど運転を楽しめる歴代エルグランドのDNAをしっかり継承しているというわけです。

「運転する楽しさと快適性の両立」そして「新しいラグジュアリーミニバンの世界を切り開く」と開発者は目指すキャラクターを教えてくれました。「遠くまで運転しても疲れないミニバン」と言います。

 もちろん、高速道路において手放し運転ができるプロパイロット2.0も搭載されています。

 インテリアは、たとえば14.3インチのディスプレイがふたつ並ぶコックピットインターフェイスをはじめ先進的でラグジュアリーな雰囲気。

 2列目には電動リクライニングシートやオットマンが組み込まれ、また3列目でも十分なスペースを確保。ちなみに3列目の格納方法は左右跳ね上げ式となりました。

 そんなインテリアで興味深いのは、後席用のモニター。12.8インチという大型モニターが天井ではなく、助手席の後ろに取り付けられているのです。国産車でここへの取り付けは極めて珍しく、天井取り付けタイプと比べて自然な姿勢(頭の角度)でみられるのがメリット。

 ヘッドレストにまでスピーカーが組み込まれているのもポイントで、オーディオは22個ものスピーカーで構成されるBOSEの3Dサラウンドシステムなのだとか。臨場感が楽しみですね。

 冒頭にも書いた通り、発売時期は2026年夏とまだ少し先。しかし、注目モデルだけにジャパンモビリティショー2025を訪れたら“絶対に見ておくべき1台”といえるでしょう。

【画像】超カッコいい! これが日産「新型エルグランド」です!(68枚)

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Writer: 工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに寄稿している。執筆で心掛けているのは「そのクルマは誰を幸せにするのか?」だ。現在の愛車はマツダ CX-60/ホンダ S660。

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