スズキ新型「“4人乗り”軽ワゴン」世界初公開! めちゃ“未来的”な「3本線ライト」採用! 使いやすい“5ドア”ボディは「新ワゴンR-EV」か!? 2026年投入予定の「ビジョンeスカイ」に大注目!
スズキが「ジャパンモビリティショー2025」で世界初公開した軽トールワゴン新型「Vision e-Sky」とは、一体どのようなモデルなのでしょうか。
スズキ新型「“4人乗り”軽ワゴン」世界初公開!
2025年10月29日、スズキは東京ビッグサイト(東京国際展示場)で同日より開催された「ジャパンモビリティショー(以下、JMS)2025」において、量産化を目指す軽トールワゴンEVのコンセプトカーの新型「Vision e-Sky(以下、eスカイ)」を世界初公開しました。
一体どのようなモデルなのでしょうか。

新型e-Skyは、2023年のJMS2023に出展された軽EVコンセプト「eWX」を、より市販化に向けて昇華させたプロトタイプ的な存在で、2026年度内の量産化を目指しています。
開発テーマには「ユニーク・スマート・ポジティブ」を掲げ、前向きで明るい気持ちになれるスズキらしいデザインを追求。
そのエクステリアは、シンプルでスッキリとしたEVらしいボディ形状が特徴で、3本の線で構成された“コの字”形状の灯火類や、軽快な印象を与えるフローティングルーフが目を引きます。
インテリアは、サスティナブル素材を積極的に活用した、明るく開放的なデザインを採用。
トレーとモニターが一体となったアイコニックな造形や、フローティングされたインストルメントパネルが、車内に先進的な雰囲気を醸し出しています。
公表されているボディサイズは、全長3395mm×全幅1475mm×全高1625mm。
これは現在市販されているモデルで例えれば、「ワゴンR」に近いサイズ感と言えるでしょう。
一方でパワートレインの詳細は非公開となっていますが、スズキは「EVならではのレスポンスで上り坂の加速や交差点での右左折も思いのまま」と表現しており、モーターの強力なトルクを活かしたキビキビとした走りを予感させます。
また、満充電からの最大航続距離は270km以上とされており、日常使いに加えて遠出もカバーできる「ちょうど良い」距離感に設定。
さらにV2H(Vehicle-to-Home)機能により、クルマの電気を家庭でも活用できる「動く蓄電池」としての役割も担います。
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先述したように、この新型e-Skyは「2026年度内の量産化を目指す」と発表されており、通常のコンセプトカー以上に“市販化”を強く意識したモデルです。
そこで気になるのが、軽自動車市場において最も売れ筋の「軽スーパーハイトワゴン」や「軽クロスオーバーSUV」ではなく、あえて軽トールワゴンというボディ形状を採用している点。
この点についてスズキの担当者に聞いたところ、「トールワゴンが軽ユーザーに最も受け入れられやすい形状であるため」という回答がありました。
スズキ初の軽EVとして2026年にも市場投入が期待される新型e-Skyが、どのような形で“量産モデル”となって登場するのか、今からスズキの続報に期待が高まります。
Writer: くるまのニュース編集部
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