国交省 中国製EVバスにアポなし検査 不具合35%・隠蔽疑い
立ち入り検査の報道を受けて、大阪メトロや伊予鉄バス、大阪府がEVMJバスの使用を停止
今回の10月20日の立ち入り検査の結果はまだ公表されていませんが、立ち入り検査にはいったことで、大阪メトロやEVMJの大株主でもありこれまで20台以上のEVMJバスを導入してきた伊予鉄バスが続々と運航休止を発表しており、以下は一例です。
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●大阪メトロ 2025年10月22日
森之宮・京橋周遊バスの運行休止について
平素より、森之宮・京橋周遊バスをご利用いただき、誠にありがとうございます。
当該周遊バスの運行に使用しているEV車両に関しましては、随時点検を行い、安全性を確認したうえで運行してまいりました。
しかしながら、この度、当該車両の販売元に対し、国土交通省が道路運送車両法に基づく立入検査を実施したことを受け、お客さまの安全を第一に考え、2025年10月22日(水曜日)から当面の間、運行を休止させていただくことといたしました。
お客さまには大変ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。
※運行休止のバス→愛中和VAMO 『E1』乗合オンデマンド ハンドルを左に切ってもバスが右に進んで中央分離帯に激突した9月1日事故のバスと同型
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大手バス会社や自治体がEVMJバスの扱いを休止することで今後は全国のバス事業者からも運行休止の発表が相次ぐことが予想されます。
バスは多くの人命を乗せる公共交通です。バスを利用する人々はバスを選んで乗ることはほぼできません。
乗務員含めて人命最優先での運行を行ってほしいと強く願います。
Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。


















