新「パワフルSUV」日本初公開! めちゃ「ワイドボディ」&巨大ウイング装備の本気(マジ)仕様! 遊び心ある“専用キャラクター”が可愛い! ヒョンデ「インスタロイド」への想いと今後の展望は?
革新と遊び心が融合したデザインと今後の展望
INSTEROIDのデザインは、ベース車両INSTERにSteroid(ステロイド、強調する)の名が示す通り、パワフルで大胆な表現を加えたものです。
ボディにはフレアフェンダーや大径ホイール、リアウイングを装備し、軽量化されたシャシにより高い運動性能を実現。
インテリアはサーキットユースやゲームカルチャーをイメージしたコックピット型デザインで、シートやステアリング、ペダルにはキャラクターのブーストを象徴する装飾が施されています。
さらに、3Dニット素材の使用や軽量ラティス構造を採用することで、環境への配慮と快適性を両立させています。

サイモン氏は「デザインチームは自由に発想し、車体だけでなく仮想空間やサウンド空間まで含めた全体体験を設計しました。これにより、クルマとユーザーの間に新たなコミュニケーションが生まれます」とコメント。
特に、車体から発せられる独自のサウンドやアクティブ・エアロダイナミクスは、視覚と聴覚の両面でドライバーの感情を刺激します。
また、異なるドライブモードにより、キャラクターのブーストとのインタラクションも楽しむことができ、まさに遊び心と機能性の融合を体現しています。
七五三木社長は今後の展開について、「INSTEROIDは単なるコンセプトカーではなく、皆様の反応を通して、今後の車両開発における可能性を検証するプロジェクトでもあります。
実際にお客様からの声を反映し、日本向けの仕様やカスタマイズオプションなど拡張していく予定です」と述べました。
インタビューでは、これまでも後部座席の快適性やカップホルダーやホイールデザインなど、ユーザーのリクエストが多数寄せられているといい、これらの要望も積極的に取り入れる意向が示されていました。
INSTEROIDも同様に、実車展示を通じてその反響などから、既存の製品ラインに新しい提案を生むきっかけとなることが期待されています。
さらにサイモン氏は、「私たちは常に『もしも(What if)?』を問い、ゲーム的発想でコンセプトカーを設計しています。INSTEROIDの存在は、ただの展示車両ではなく、デザインとテクノロジーの先にある体験価値を示すものです」と語り、未来のモビリティにおける創造性と挑戦の象徴であることを強調しました。

今回のINSTEROID Night by Hyundaiは、音楽、映像、光、ゲーム、食の演出を通して、従来のクルマイベントの概念を大きく覆すものでした。
なおINSTEROIDは、同月29日(一般公開日は30日)から開催される「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー2025、以下JMS2025)」でも展示される予定であり、未来のモビリティと遊び心が融合した体験をより多くの人々に届ける機会となります。
最後に、ヒョンデモビリティジャパンが今回JMSへの初出展にあたり、来場者に向けたメッセージも寄せられました。
サイモン氏は、「今回ジャパンモビリティショーでアンベールするにあたり、皆様からの意見を拝聴したいと考えています。ブランドとして何かを押し付けるのではなく、私たちの開発は顧客中心です。お客様が何を必要としているのか、どのようなものを求めているのかを考え、ライフスタイルに寄り添ったデザインを検討していきたいので、ぜひフィードバックをいただければと思います」と語りました。
また、七五三木社長も「今回初めてモビリティショーに出展するにあたり、多くの日本のお客様にご覧いただき、ご意見をいただきたいと考えています。
その意見は日本法人が余さず本社に伝え、本社で日本のお客様に選ばれるクルマ作りに反映させていきます」と述べました。
Writer: くるまのニュース編集部
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