日産の新型「流麗クロスオーバー」発表! 最上級より「130万円オトク」だけど“一番長距離走れる”&「メーカー初の画期的装備」も選べるシンプル仕様! 全長4.3m“ちょうどいい”「リーフ」最安モデルとは?

日産は2025年10月8日に新型「リーフ」の日本仕様車「B7グレード」を発表しました。発売以降、長きにわたって蓄積された知見が活かされた同車。このうち最安グレードである「B7 X」とは、一体どのようなクルマなのでしょうか。

長距離もヨユーな最安モデルの仕様とは?

 日産は2025年10月8日、新型「リーフ」の日本仕様車となる「B7グレード」を正式に発表しました。

 2010年12月に初代リーフが登場してから15年。これまでに培った知見と経験を余すことなく注ぎ込み、現行モデルとなる新型リーフは“誰もが快適に、安心して乗れる電気自動車”を目指して、性能の磨き上げが行われています。

 そんな新型リーフには、数多くの新しい魅力が詰め込まれています。なかでも最もリーズナブルなモデルとは一体どのような仕様なのでしょうか。

最も長距離走れる最安モデルとは?
最も長距離走れる最安モデルとは?

 リーフは、日産が2010年12月に発売した世界初の量産型電気自動車(EV)で、持続可能なゼロ・エミッション社会の実現を目指した象徴的なモデルです。

 電気自動車ならではの優れた環境性能に加え、大容量リチウムイオンバッテリーと高出力モーターの組み合わせにより、滑らかで力強い加速性能を実現。

 さらに、高級車のような静粛性や高い操縦安定性もユーザーから高く評価されています。

 そして今回発表されたのは3代目にあたり、約8年ぶりのフルモデルチェンジを経て、次世代のクロスオーバーEVとして誕生しました。

 その最安グレードとなる「B7 X」のボディサイズは、全長4360mm×全幅1810mm×全高1550mm(プロパイロット2.0装備車は全高1565mm)、ホイールベースは2690mmです。

 エクステリアは、見る者を惹きつける大胆でダイナミックな造形と、空気抵抗を抑える流麗なシルエットが特徴です。

 曲線を生かしたスタイリングによって理想的な空気の流れを生み出し、航続距離の向上にも寄与しています。

 フロントには、左右が緩やかに吊り上がった独特の形状を持つ「LEDヘッドランプ」を採用。リーフを象徴するデザイン要素のひとつとなっています。

 B7 Xグレードでは、ドアサッシュモールがクローム仕上げとなっているほか、センターLEDアクセントランプが非装着である点や、リアテールランプの意匠が簡素化されている点、そして18インチアルミホイールを採用している点が特徴として挙げられます。

 ボディカラーは、2トーンを含む全8色が設定されています。

 インテリアは、広々とした開放感あふれる空間に落ち着いた雰囲気のファブリックシートを採用。

 内装色はグレーまたはブラックから選択できます。インストルメントパネルには横方向へ広がるフローティングデザインを採用し、視界の良さと開放感を両立しています。

 また、メーカーオプションとして日産初採用となる調光パノラミックガラスルーフ(遮熱機能付き)を装着できる点も魅力です。

 最廉価グレードながら、「USB電源ポート」や「ワイヤレス充電器」、「インテリジェントキー」などの快適装備も充実しています。

 パワートレインには、モーター・インバーター・減速機の3つを一体化した新開発の「3-in-1電動パワートレイン」を採用。これにより、最高出力218PS、最大トルク355Nmを発揮します。

 電力消費率はWLTCモードで130Wh/km、一充電走行距離は702kmと、リーフのなかで最も長距離走行可能なスペックを誇ります。

 これらの特徴を持つB7 Xグレードの販売価格(消費税込み)は518万8700円と最上級モデルであるAUTECH B7グレード(651万3100円)と比較すると、132万4400円と安価な設定となっています。

 2025年10月17日から全国の日産販売店で注文受付を開始し、2026年1月より順次納車が始まる予定です。

 なお、今回発表されたB7には78kWhの大容量バッテリーが搭載されていますが、2026年2月頃には55kWhバッテリーを搭載した「B5」グレードの発表も予定されています。

【画像】超いいじゃん! これが“一番安い”日産の新型「流麗クロスオーバー」です!(30枚以上)

【買取査定】日産車が高く売れる!?(外部リンク)

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Writer: 紫苑玲

栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。

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