人気ヒップホップグループメンバーが愛車の「次期オーナー募集」!? 「スチャダラパー」BOSEが1988年式「イタリアの名車」乗り換えを決意! 「興味ある人はDMを」と異例の呼びかけも?

ヒップホップグループ「スチャダラパー」のBOSEさんが2025年9月30日に自身のInstagramを更新し、愛車の1988年式フィアット「ウーノターボ」を手放すことを報告しました。

1980年代の「高性能モデル」を今も大事に維持するBOSEさん

 ヒップホップグループ「スチャダラパー」のBOSEさんが2025年9月30日にInstagramを更新し、愛車を手放すことを報告しました。

 1988年式のイタリア車だといいますが、どのようなクルマなのでしょうか。

人気ヒップホップグループ「スチャダラパー」のBOSEさんが所有する「イタリア車」とは!?[画像は「カングージャンボリー2013」にゲスト出演したBOSEさん/Photo:RenaultJapon]
人気ヒップホップグループ「スチャダラパー」のBOSEさんが所有する「イタリア車」とは!?[画像は「カングージャンボリー2013」にゲスト出演したBOSEさん/Photo:RenaultJapon]

 BOSEさんが「手放そうと考えています」というコメントとともにアップしたのは、イタリア・フィアットが40年前に世に送り出した「ウーノ ターボie」の画像でした。

「クルマ好きにも色々あって、僕が属しているのは、80年代後期イタフラ(イタリア・フランス)製の小型左ハンドルマニュアル車という偏ったジャンルなんですけど、その好みのド真ん中なのがこの88年式Fiat uno turbo ieだったのです!」と、熱弁するBOSEさん。

 数年かけて入手した1台だったとのことで、思い入れは今も深いようです。

 ベーシックなコンパクトカーの大ヒット作「UNO(ウーノ)」をベースに、フィアットが1985年に世へ送り出したウーノ ターボie。

 当時は小型高性能車が人気を博していた時代です。多くのドライバーはコンパクトでありながら、スポーツカーばりの走りを楽しめるクルマを求めていました。

 そんなニーズに応えるべく登場したのが、このウーノ ターボieでした。

 1.3リッター(1301cc)の直列4気筒ターボは105馬力を発揮。5速MTとわずか845kgのコンパクトなボディと組み合わされることで、最高速度200km/h、0-100km/h加速8.3秒を記録するという、いわゆる「ホットハッチ」として支持を集めています。

 その後、1986年の最初のアップデートではサイドに「Turbo i.e.」のストライプが追加され、1988年モデルにはAPロッキード(現・APレーシング)が設計した「アンチスキッド」システムが導入されました。

 そして1989年にはマイナーチェンジが実施され、第二世代に進化。

 内外装デザインがリフレッシュされたほか、排気量を1372ccに拡大したほかタービンを変更などで112馬力に動力性能を向上させ、0-100km/h加速は7.7秒まで向上しています。

 最終的に、ウーノ ターボieは1994年まで約5万台が生産され、後継車である「プントGT」が登場したことでその歴史に幕を閉じることとなりました。

 そんな名車をただ手放すのは、きっと惜しかったはず。

 今回の投稿でBOSEさんは、ファンに驚きの呼びかけを発信しました。

「日本でちゃんと走ってる個体もほとんどないし、維持するには根性いると思いますけど、とにかく乗ってて楽しい最高のクルマです!

この熱い想いを受け継いでくれる人を探してます! 興味ある方は是非DMください!」

 続けて「近いうちにスインギンモータースさん(東京都町田市)と撮影したYouTube動画もアップされるので、とりあえずそれ観て!」ともつづっており、彼がウーノ ターボの次の引き取り手を探しているのはどうやら本気のよう。

 なおBOSEさんは、気になる現在の状態について次のように明かしました。

「古いクルマなので、悪いところをちょこちょこ直しながら乗ってきたのですが、現在はかなり良い状態です。

 自慢の105hpターボはめっちゃ元気で、890キロと車重も軽いので、危険なぐらい速いです」

※ ※ ※

 これは“イタフラ”車好きにとって、またとないチャンスかもしれません。

 憧れのウーノ ターボieの引き取り手として、名乗りを上げてみてはいかがでしょうか。

【画像】超カッコいい! これが「スチャダラパー」BOSEもお気に入りの「イタリア車」です! 画像で見る

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