ヒョンデの“水素で走る”最新「NEXO(ネッソ)」がJMS2025で日本初公開! 水素・EV・イマジネーションをテーマに初出展
ヒョンデが、10月30日より開催される「Japan Mobility Show(ジャパンモビリティショー)2025」に初出展します。未来モビリティへの挑戦を表現する3つのテーマや展示車両、プログラムなどを発表。はたしてどのような内容なのでしょうか。
次世代燃料電池車「NEXO(ネッソ)」の新型を日本初公開! 体験コンテンツも用意
ヒョンデは、2025年10月30日から東京ビッグサイトで開催される「Japan Mobility Show(ジャパンモビリティショー)2025」の出展概要を明らかにしました。ジャパンモビリティショーへの出展は初となります。
今回のブースでは、同社が未来のモビリティ社会に向けて挑む、「Daring Moves for Hydrogen」「Daring Moves for EV」「Daring Moves for Imagination」という3つのテーマを掲げ、革新的な技術とビジョンを披露する予定です。

今回の出展で最も注目を集めるのは、次世代燃料電池車(FCEV)である新型「NEXO(ネッソ)」の日本初公開でしょう。
今年4月のソウルにおける世界初公開を経て、いよいよ日本で披露されるこの次世代水素電気自動車は、ヒョンデが長年夢見てきた水素社会の象徴だといいます。
根幹にあるのは、「Daring Moves for Hydrogen」と題された水素技術への揺るぎない信念です。ヒョンデは1998年以来、およそ27年もの歳月を水素開発に捧げてきました。
金融危機といった多くの困難に直面しながらも、「揺るぎない信念で挑戦を続けてきた」結果、2013年には世界で初めて水素電気自動車の量産化を実現しています。
ヒョンデは、この新型ネッソとともに、水素事業ブランド「HTWO」が描く壮大なビジョンも紹介します。水素の「製造」「輸送」「貯蔵」「利用」という4つのバリューチェーンを通じて、いかにして持続可能な水素社会を実現するかという具体的な取り組みを公開し、同社の技術と情熱が切り開いてきた水素モビリティの歴史を来場者に伝えます。
水素技術と並ぶもう一つの柱が、電動化への注力です。テーマは「Daring Moves for EV」。都市型スモールEVの「INSTER(インスター)」から、フラッグシップの「IONIQ(アイオニック)5」、さらには高性能モデルの「IONIQ 5 N」に至るまで、ヒョンデは幅広いEVラインアップを日本市場で展開しています。
これにより、多様なライフスタイルに合わせたモビリティを提案し、「EVのあるライフスタイル」を通じて、より自由で持続可能な未来をデザインしています。ブースでは、「IONIQ 5」と「インスタークロス」の展示が予定されています。
そして、未来のモビリティに不可欠な要素としてヒョンデが掲げるのが「Daring Moves for Imagination」です。同社のデザインプロセスにおいて、「変化」や「革新」は欠かせない要素であり、常に「Progress for Humanity(人類のための進歩)」を追求してきたといいます。
この「遊び心と創造力」こそが、ヒョンデのクリエイティブ精神であり、独自のデザイン言語の源泉となっています。同社は、想像力に満ちた革新的なチャレンジこそが、未来のモビリティ社会を先導する鍵だと考えており、今回のショーを通じてその姿勢を強く打ち出すとのことです。
ブースでの車両展示やビジョン紹介に加え、来場者が直接ヒョンデのモビリティを体感できるプログラムも多数用意されています。東棟屋外臨時駐車場では、高性能EV「IONIQ 5 N」や「KONA(コナ)」などでの先進安全自動車(ASV)公道試乗体験が実施されます。
さらに、新型中型電気路線バス「ELEC CITY TOWN(エレク シティ タウン)」の展示も行われ、「はたらくモビリティ」の電動化への挑戦も垣間見ることができます。
また、特別イベントとして、FIA世界ラリー選手権(WRC)2024シーズンでドライバータイトルを獲得したティエリー・ヌービル選手とマーティン・ヴィーデガ選手のサイン会が開催されるなど、モータースポーツファンにも嬉しい企画が用意されています。
Writer: くるまのニュース編集部
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