ホンダ「“ミニ”NSX」!? ほぼ“軽”サイズの「2ドアスポーツ」公開! パカッと開かない方式で「リトラ」も完全再現なS660…ワイズスクエア「NS660」が「TGS2025」に登場
ホンダ「S660」をベースに初代NSXのスタイルを再現したカスタムモデル「NS660」が、東京ゲームショー2025に出展。高い完成度と走行性能が話題を呼び、SNSでも注目を集めています。
ミニNSX、ゲームショーに降臨
2025年9月25日から28日まで開催された東京ゲームショー2025に、ホンダ「S660」をベースにしたカスタムモデル「NS660」が出展されました。
初代「NSX」のスタイルをコンパクトに再現したその姿に、来場者の注目が集まりました。どのような特徴があるのでしょうか。

NS660は、軽オープンスポーツ「S660」をベースに、初代NSXの意匠を取り入れたカスタムモデルです。開発はワイズスクエアが主導し、販売は株式会社WONDERが担当しています。
初披露は2025年1月の東京オートサロン。当時は「miNiSX660」の名称で展示され、低く構えたフロントノーズやサイドのエアインテーク、リトラクタブル風ヘッドライトなど、NSXらしい造形が話題を呼びました。
外装には、フロント・リアバンパー、フェンダー、サイドスカート、エアロエンジンフード、リアウイングなどを装備。
ボディは拡幅されており、軽自動車枠を超えて普通車登録となる仕様です。
走行性能にも力が入れられており、2025年4月の富士スピードウェイでのテストでは、雨天のコンディション下で2分21秒のタイムを記録。サーキット走行にも対応した設計となっています。
販売形態は2種類。未塗装のボディキット(143万円/税込、以下同)にはヘッドライトやNSXテールランプが含まれ、塗装・取付・登録までを含むフルパッケージ仕様(250万円)も展開されています。
NS660は、2025年8月に開催された「K4-GP」10時間耐久レースにもTEAM WONDERとして参戦。
レースでは一時クラス2位まで浮上するも、終盤に燃料切れでクラス8位に。クラッシュなく完走を果たし、注目を集めました。
※ ※ ※
東京ゲームショーでの展示後も、SNSでは「細部までこだわっている」「実車を見てさらに欲しくなった」といった反応が見られ、NS660の完成度に対する評価が改めて高まっています。
軽自動車の枠を超えた造形と走行性能を両立した“ミニNSX”ことNS660。今後のWONDERの取り組みとともに、NS660の動向には引き続き注目が集まりそうです。
Writer: シープロダクション
自動車を中心とした記事制作を手がけている制作ユニット。わかりやすく読みやすい構成を意識し、新車情報やカーライフに役立つ知識まで幅広く発信している。クルマ好きはもちろん、ライトユーザーでも楽しめるコンテンツを心がけている。














































































