トヨタ「新カローラクロス」発表! ボディ同色の“斬新グリル”をHEVに新採用! ブルーの新色&マツダの「ソウルレッド」も設定! 最新「米国モデル」何が変わった?
トヨタのクロスオーバーSUV「カローラクロス」の2026年モデルが米国で発表されました。ハイブリッド車のフロントグリルが変更されたほか、新色の追加、インテリアの仕様変更などが実施されています。
ボディ同色の“斬新グリル”をHEVに新採用!
トヨタの米国法人は2025年9月24日、クロスオーバーSUV「カローラクロス」の2026年モデルを発表・発売しました。
最新のカローラクロスは、従来モデルの魅力である効率性や機能性、コストパフォーマンスの高さを継承しつつ、内外装のデザインやテクノロジーを大幅にアップデートしています。

今回の改良で最も目を引くのは、エクステリアデザインの刷新です。特にフロントフェイスは、パワートレインによって異なる個性を与えられました。
ハイブリッドモデルには、シームレスでモダンな印象を与えるボディ同色の個性的なグリルが採用され、洗練された都会的なスタイルを演出。ガソリンモデルは、ワイドで力強いデザインのグリルを備え、コンパクトSUVらしいタフでアクティブなイメージを強調しています。
また、全グレードでLEDデイタイムランニングライトが新デザインとなり、よりシャープで現代的な表情を作り出しています。
足元には、XLEグレードにダークグレーメタリック塗装の、ハイブリッドXSEグレードにはグロスブラック塗装の、それぞれ新しいデザインとなる18インチアルミホイールが採用され、上級グレードとしての存在感を高めました。
ボディカラーには、新たに「キャバルリーブルー」を追加。ガソリン車の「LE」「XLE」、ハイブリッド車の「SE」「XSE」グレードで選択可能です。
さらに、ハイブリッドのSEとXSEグレードでは、このキャバルリーブルーのボディにジェットブラックのルーフを組み合わせた2トーンカラーもオプション設定され、路上で際立つ個性を求めるユーザーの選択肢を広げました。
そのほかのボディカラーは、「セレスタイト」「ジェットブラック」「ウインドチルパール」「ソウルレッドクリスタル」「ソニックシルバー」「サイプレス」のモノトーンカラーと、ソウルレッドクリスタルおよびソニックシルバーにはルーフがジェットブラックの2トーンカラーも選べます。
なお、ソウルレッドクリスタルは、米国仕様カローラクロスだけの特別なボディカラーです。
カローラクロスはアラバマ州にあるトヨタとマツダの合弁工場で、マツダ「CX-50」と同じラインで生産されているため、マツダを象徴するこの鮮やかな赤色を塗装することが可能となっています。
インテリアにおいても、ドライバーの使いやすさと快適性を向上させる改良が施されました。
全グレードでフロントコンソールが一新され、収納スペースを最大限に活用できるよう再設計されています。これにより、シフトレバーや各種スイッチ類へのアクセス性も向上しています。
さらに、Qiワイヤレス充電器を装備するモデルでは、充電中にスマートフォンを安定させるための仕切りが設けられるなど、細やかな配慮が光ります。
テクノロジー面では、インフォテイメントシステムとして、新たに大型の10.5インチ「トヨタオーディオマルチメディアタッチスクリーン」が上級グレードに標準装備、一部グレードでオプション設定されました。
メーターパネルは最大で12.3インチのフルデジタルメータークラスターが採用され、視認性と先進性が大幅に向上。
寒い日に重宝するステアリングヒーターやフロントシートヒーターを含む「コールドウェザーパッケージ」の適用グレードが拡大され、快適なドライブを楽しめるようになりました。
パワートレインは2種類が継続して搭載されます。ハイブリッドモデルには、システム最高出力196hpを発生する第5世代の2リッターハイブリッドシステムと、電子式オンデマンドAWDが組み合わされます。
ガソリンモデルは、169hpの2リッターダイナミックフォースエンジンを搭載し、FWDまたはAWDが選択可能です。
安全性能では、先進の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense 3.0」が全車に標準装備されており、最新の運転支援技術がドライバーをサポートします。
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米国でのカローラクロス 2026年の価格は、ガソリンモデルが2万4635ドル(約367万円)から、ハイブリッドモデルは2万8995ドル(約432万円)から。同市場のトヨタ販売店に順次導入されます。
Writer: くるまのニュース編集部
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