めちゃ格好いい「ホットハッチ」日本初公開! プジョー新型「E-208 GTi」を富士で披露! 進化したGTiは何が凄いのか? ブランドCEOが魅力を語る
プジョーは新型「E-208 GTi」をFIA 世界耐久選手権(WEC)第7戦で、日本初公開しました。プジョーブランドのCEOであるアラン・ファヴェ氏が魅力を語ります。
2025年9月27日、FIA 世界耐久選手権(WEC)第7戦が開催されている富士スピードウェイ(静岡県)で、プジョーの新型「E-208 GTi」が日本で初めて公開されました。
発表会にはプジョーブランドのCEOであるアラン・ファヴェ氏が登壇し、伝説的なホットハッチ「GTi」の電動化に込められた情熱と哲学を語っています。

ファヴェCEOは、「WEC富士6時間耐久レースは、耐久性、革新、そして情熱を祝う場であり、この新しい特別な一台を紹介するのに完璧な舞台です」と挨拶を始めました。
「E-208 GTi」は、多くのファンに愛された伝説的なホットハッチ「205 GTi」の精神を受け継ぐモデルです。
ファヴェ氏は、「私たちの物語は、一世代のドライビングプレジャーを定義した伝説の205 GTiへのオマージュから始まります。今日、私たちはそのレガシーを、大胆で新しい章と共に継続します」と述べ、GTiの血統がEVの時代においても生き続けていることを強調しました。
「E-208 GTi」のデザインは、GTiの伝統的なデザインコードを高めつつ、現代的な解釈を加えることを使命として開発されました。
ワイド化されたトレッドや、205 GTiのスピードラインデザインへのオマージュである18インチホイールが、力強く安定したスタンスを生み出しています。
インテリアには、プジョー独自の「i-Cockpit」を採用。コンパクトなステアリングホイールが俊敏な操作を可能にします。
ブラックレザーとアルカンターラ素材、そして大胆な赤いカーペットは、GTiならではのスポーティで洗練された空間を演出し、一目でGTiとわかる個性を放っています。

GTiの真髄であるパフォーマンスについて、ファヴェCEOはプジョーのモータースポーツ部門「プジョー・スポール」との緊密な協力のもとで開発されたことを明かしました。ラリーや耐久レースで培われた経験が、このモデルに直接活かされています。
「E-208 GTi」は、最高出力280馬力、最大トルク345Nmを発生する電動モーターを搭載。0-100km/h加速はわずか5.7秒という、このセグメントの新たなベンチマークを打ち立てる驚異的な数値を実現しています。
ファヴェCEOは、「このクルマはただ速いだけではありません。ハンドリングは遊び心にあふれ、その本質はスリリングです。純粋なドライビングプレジャーを提供します」と語りました。
最後にファヴェCEOは、「E-208 GTiは、パフォーマンス、エモーション、そしてフランスならではのカリスマを融合させた、現代のドライビングプレジャーの究極の表現です。GTiはこれまで以上にGTiらしくなりました。新世代のドライバーたちを興奮させる準備はできています」と締めくくり、電動化という新しい時代に向けたプジョーの自信を示しました。
伝説のバッジを背負い、電動化という新たな力強い心臓を得た「E-208 GTi」。日本の自動車ファンにとって、その登場が待ち望まれる一台となりそうです。
Writer: くるまのニュース編集部
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