日産「“新型”エルグランド」まもなく公開!? 16年ぶり刷新の“元祖”「豪華ミニバンの王者」10月にも披露か? 強敵「アルファード打倒」目指す「日産期待の新型モデル」続報に期待

日産は新型「エルグランド」を2025年度後半に公開します。いっぽう、10月には「ジャパンモビリティショー2025」の開催が控えていますが、何か新しい情報は発表されるのでしょうか。

新型「エルグランド」 JMSで何か動きがある?

 日産は2025年4月、新型ミニバン「エルグランド」の一部デザインを公開するとともに、2025年度後半に公開、2026年度中に発売を予定していると発表しました。

 これが実現すれば2010年以来、実に16年振りのフルモデルチェンジとなるわけですが、新型エルグランドはどんなクルマとして登場するのでしょうか。その詳細が分かる機会はこの後いつ訪れるのでしょうか。

16年ぶりにフルモデルチェンジする日産「エルグランド」
16年ぶりにフルモデルチェンジする日産「エルグランド」

 新型エルグランドの完全な市販車の最終仕様が明らかになるのは、もしかすると発売が近づく1年後になるかもしれませんが、10月末から開催される「ジャパンモビリティショー(JMS)2025」で何かしらの新情報はあるかもしれません。

 もしJMSで何かしらの続報があるとなると、新型エルグランドを予感させる非常に現実的なコンセプトモデル、もしくはプロトタイプの登場に期待したいところです。

 思えば2023年のJMS2023では「ニッサン ハイパーツアラー」というプレミアムEVミニバンのコンセプトカーを展示しました。

 このコンセプトカーは、日本の伝統工芸のひとつである組木をモチーフにしたデザインが特徴でしたが、今年4月に公開された新型エルグランドのティザー画像では、ハイパーツアラーの組木デザインを彷彿とさせるようなフロントグリルが写り込んでいました。

 新型エルグランドとハイパーツアラーのデザインにおける親和性を思い返せば、今回2回目となるJMSでも、新型エルグランドに関する何かしらの発表や展示が行われる可能性は非常に高いといえます。

 現在新型エルグランドに関して明らかになっていることといえば、静粛性と燃費性能が大幅に向上した第3世代「e-POWER」ハイブリッドが採用されていること。そしてティザー画像から考えるに、横一文字のデイライトを採用していることのみです。

 もちろん、先日マイナーチェンジしたばかりのSUV「エクストレイル」のようにGoogle搭載のNissan Connectインフォテインメントシステムや「3Dビュー」機能と「インビジブルフードビュー」機能を搭載した「インテリジェント アラウンドビューモニター」の採用なども大いに考えられますが、これらはあくまでまだ予想の段階です。

 日産は4月にティザー画像の公開とともに、「今年度後半に公開」とアナウンスしていました。

 この「今年度後半」が果たして10月末からのJMSのことを指しているのか否か、新型エルグランドに期待する日産ファンにとっては、間違いなく目が離せないショーとなりそうです。

 元祖高級ミニバンとして人気を獲得した新型エルグランド。高級ミニバンではトヨタ「アルファード/ヴェルファイア」が台頭していますが、「キングオブミニバン」の復権となるか、今後の動きに注目されます。

【画像】超カッコイイ! これが日産「新型エルグランド」の全貌です! 画像で見る(30枚以上)

参加無料!Amazonギフト券贈呈 自動車DXサミット BYD登壇 最新事例を紹介(外部リンク)

画像ギャラリー

Writer: 西川昇吾

1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。大学時代から自動車ライターとしての活動をスタートさせる。現在は新車情報のほか、自動車に関するアイテムや文化、新技術や新サービスの記事執筆も手掛ける。また自身でのモータースポーツ活動もしており、その経験を基にした車両評価も行う。

実績500万人超!お得に車売却(外部リンク)

新車不足で人気沸騰!欲しい車を中古車で探す

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー