3リッター直6で「600馬力超え」! 新「セダン・ステーションワゴン」登場! ブラックの内外装に「カーボン」採用 メルセデスAMG「E53」の特別モデル「エディションナイトカーボン」とは
メルセデス・ベンツ日本法人は2025年9月8日、Eクラスのトップパフォーマンスモデル「E53ハイブリッド 4マチック+」に特別仕様車「エディションナイトカーボン」を設定し、受注を開始しました。はたして、どのようなモデルなのでしょうか。
ブラックとカーボンで武装した特別なE53
メルセデス・ベンツ日本法人は2025年9月8日、メルセデスAMG「E 53 HYBRID 4MATIC+(E53ハイブリッド 4マチック+)」の特別仕様車「Edition Night Carbon(エディションナイトカーボン)」を発表し、受注を開始しました。
全国合計150台の希少モデルで、納車は9月下旬以降を予定しています。

Eクラスの高性能モデルとなるメルセデスAMG「E53 ハイブリッド 4マチック+」は、3リッター直列6気筒ターボエンジン「M256M」に高出力モーターと大容量リチウムイオン電池を組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)。システム総合出力は585馬力・750Nmを発揮し、RACE START時には最高出力612馬力を発生します。
セダンとステーションワゴンを用意し、上質な移動とAMGらしい力強さを両立。セダンのボディサイズは全長4970mm×全幅1900mm×全高1475mmです。
今回発表されたエディション ナイトカーボンは、エクステリアに「AMGナイトパッケージ」「AMGエクステリアナイトパッケージII」を採用。フロントエプロンやウインドウモール、テールパイプなどをブラックで統一し、エンブレムやバッジはダーククローム仕上げとしました。
ホイールは21インチ鍛造AMGアルミホイールを標準装備。外装色はグラファイトグレー(メタリック)と有償色のMANUFAKTURオパリスホワイト(+5万円)から選択可能で、ホイールカラーもボディに合わせてコーディネートされています。セダンにはAMGカーボンファイバースポイラーリップも装備。
インテリアはブラックのナッパレザーを基調に、カーボントリムやAMGパフォーマンスステアリングを採用。さらに通常は同時装着できない「AMGカーボンパッケージ」と「デジタルインテリアパッケージ」を特別に組み合わせ、MBUXスーパースクリーンを搭載しました。
そのほか、Dolby Atmos対応「Burmester 4Dサラウンドサウンドシステム」、AMGダイナミックエンジンマウント、電子制御LSDなど、快適性と走行性能を高める装備を多数採用しています。
販売台数はセダンが100台(左/右ハンドルあり)、ステーションワゴンが50台(右ハンドルのみ)の合計150台。車両価格(消費税込)はセダンが2075万円、ステーションワゴンが2104万円です。
精悍なナイト仕立てとカーボンの質感、さらに特別装備の同時搭載によって仕上げられたナイトカーボン。150台限定の希少性も相まって、E53の存在感をいっそう際立たせるモデルとなっています。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。







































