約280万円! スズキ新「“7人乗り”SUV」発表! 全長4.4m級の「ちょうどいいサイズ」&「ジムニー」級“地上高”採用の3列モデル「XL7ハイブリッド アルファクロ」尼国に登場
スズキのインドネシア法人は2025年9月8日、3列シートSUV「XL7ハイブリッド」のラインナップに新グレード「XL7ハイブリッド アルファクロ」を追加すると発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
スズキの新「“3列”コンパクトSUV」!
スズキのインドネシア法人は2025年9月8日、現地で生産している3列シートの7人乗りSUV「XL7ハイブリッド」のラインナップに新グレード「XL7ハイブリッド アルファクロ」を追加すると発表しました。
XL7は、1998年に「グランドビターラXL-7」としてデビュー。日本でも販売されていた「グランドエスクード」の海外仕様で、2006年のフルモデルチェンジを機に現行名となりました。

一時期生産中止となっていましたが、「広くて、丈夫で、手ごろ」という新興国のニーズを汲み取るかたちで2020年に3代目が登場。インドネシアではファミリー層を中心に人気を集めています。
ボディサイズは全長4450mm×全幅1775mm×全高1710mmで、ホイールベースは2740mm。最低地上高は200mmとスズキ「ジムニー」級です。
当初は1.5Lガソリンエンジンのみの展開でしたが、2023年にISG(モーター機能付発電機)を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様(XL7ハイブリッド)が追加されました。
今回発表されたアルファクロは、そのXL7ハイブリッドの新たな最上級グレードです。既存の上級グレード「アルファ」をベースに、フロント&リアバンパーガーニッシュ、ルーフレール、ドアハンドル、サイドシルガーニッシュ、エンブレムなどのカラーをシルバーからブラックに変更。
さらにヘッドライトとリアランプのインナーもブラックにすることで、精悍で引き締まった雰囲気を強めています。
ボディカラーはブラック、アイボリー、ホワイトの3色を設定。アイボリーとホワイトはルーフとピラーをブラックにしたツートーンとなります。いずれもブラック加飾と相まって存在感を高めています。
価格は3億1220万ルピア(約280万円)からで、既存のアルファより5000(4万5000円)高い設定となります。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。














































































