トヨタ「黄色いハチロク」10年ぶりに復活! 鮮烈イエロー×ブレンボブレーキ標準装備!“いつもより多い300台限定”に抽選応募が殺到中!? 「GR86 イエローリミテッド」実車初公開!
「GR86」の特別仕様車「RZ イエローリミテッド」の実車がファンの前で初公開されました。一体どのようなモデルなのでしょうか。
“いつもより多い300台限定”に抽選応募が殺到中!?
TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は2025年9月13日、コンパクトスポーツカー「GR86」に新たに設定した特別仕様車「RZ “Yellow Limited”」の実車を、富士スピードウェイで開催されたイベント「FUJI 86/BRZ STYLE 2025 with 頭文字D」にて初公開しました。
GR86は、伝説的な「AE86」の名を受け継いだ初代「86」(2012年登場)のコンセプトを昇華させた2代目モデル。
初代から引き続きスバルと共同開発され、2021年に誕生しました。

スバル「BRZ」と基本設計を共有しつつも、「ドライバーの意のままに操れる“手の内感”」や「限界域でのリニアな応答」といった「GRらしい走り味」を追求したスポーツカーとして、多くのファンから愛されています。
その基本性能は、全長4265mmのコンパクトなボディに、最高出力235馬力を発生する2.4リッター水平対向エンジンを搭載。後輪駆動(FR)レイアウトと6速MTまたは6速ATのトランスミッションを組み合わせ、軽快な走りを楽しめます。
今回発表された「イエローリミテッド」は、上級グレード「RZ」をベースにした300台限定の特別な1台です。
最大の魅力は、鮮烈な「サンライズイエロー」のボディカラーと、足元を引き締めるダークグレーメタリック塗装の18インチアルミホイールが織りなす美しいコントラストにあります。
インテリアにもイエローのステッチがシートやステアリングなどに施され、ドアトリムには限定車専用の「YELLOW LIMITED」の刺繍があしらわれるなど、所有する喜びを高める演出が満載です。
さらにこの特別仕様車は、通常のRZグレードではオプション設定となるブレンボ製ブレーキやザックス製ショックアブソーバーを標準装備。
これにより、卓越したハンドリング性能と制動力を実現し、よりシャープな走りを可能にしています。
この特別仕様車が登場した背景には、「お客様からの根強い要望があった」とTGRの担当者は明かします。
「スポーツカーには黄色がよく似合います。先代86でも特別仕様車としてイエローを設定した経緯があり、現行モデルでもその登場を期待するお声を多数いただいていました」
初代86では「GT“Yellow Limited”」としてサンライズイエローの限定車が発売されており、今回、実に10年ぶりに同カラーが復活したことになります。
このサンライズイエローは、鮮やかな発色を実現するために塗料を二度塗りするという特殊な工程を要します。
そのため、生産が難しく大量生産ができない貴重なカラーであり、今回の限定販売に至ったということです。
前出の担当者は「より多くの人達にこの特別なGR86をお届けしたいという想いから、これまでの特別仕様車より100台多い300台限定でご用意しました」とも語ります。
「GR86 RZ イエローリミテッド」の価格(消費税込)は、6速MTが389万7000円、6速ATが399万5000円。
数々の特別装備を追加しながらも、価格上昇をベース車比で約38万円高に抑制し、「手が届きやすい400万円以内」を実現したとのことです。
※ ※ ※
9月5日から全国のGR Garageで抽選申し込みが開始されていますが(9月21日まで)、受付開始から間もないにもかかわらず、すでに限定台数を上回る応募が殺到していると言い、その注目度の高さがうかがえます。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。


























































