日産「新スポーツ“コンパクト”」発表! 全長4.1m級の「小さいボディ」&迫力エアロが超カッコイイ! 1.2リッター「直3」搭載の「ノート オーラNISMO」の販売店での反響は?
2025年8月28日、日産は「ノート オーラNISMO」の一部改良モデルを発表しました。今回の改良では「ノート オーラ」と同様に、安全性能が強化されていますが、販売店ではどのように受け止められているのでしょうか。
専用チューニングをしたスポーツコンパクト
2025年8月28日、日産は「ノート オーラNISMO」の新たな一部改良モデルを発表しました。
「NISMO」仕様は、「ノート オーラ」をベースにスポーツマインドを強調したモデルで、日常域からワインディングまで幅広いシーンでの“走り”を意識しています。

ボディサイズは、全長4125mm×全幅1735mm×全高1505mm、ホイールベース2580mmで、標準のノート オーラに比べフロントバンパーの造形が変更されているため全長がやや拡大されています。乗車定員は5名です。
エクステリアでは、赤いアクセントを配した専用フロントバンパーやサイドシル、空力性能を考慮したリアスポイラーなどが装備され、スタンスを低く見せています。
インテリアは、ブラックを基調にレッドステッチを随所に施したほか、専用スポーツシートやステアリングを備えるなど、ドライバーを走りへと誘う雰囲気を演出しています。
パワートレインには1.2リッター直列3気筒エンジンを発電用として搭載するe-POWERが採用されています。
フロントモーターは、最高出力136馬力を発揮し、駆動レスポンスのチューニングもNISMO専用に仕立てられています。
燃費は、WLTCモードで20km/L前後を確保しており、走行性能と効率性のバランスを両立しています。
今回の改良では、予防安全装備の強化も実施され、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の検知領域拡大や「後席リマインダー」の標準化が行われました。
これにより、スポーティなモデルでありながら、日常ユースにおける安心感も確保されています。
一方、パワートレインや専用チューニング部分に変更はありません。
では、そんなノート オーラNISMOに対して、販売店にはどのような声が寄せられているのでしょうか。
ある販売店の担当者は以下のように話しています。
「今回のノートオーラNISMOの一部改良について、お客さまから直接お問い合わせをいただくことは正直あまり多くありません。
安全装備が強化されたとはいえ、エクステリアや走行性能に大きな変化がないため、改良をきっかけにした問い合わせや注目が急に増えるという状況ではありません。
ただ、モデルそのものの人気は一定しており、『走るのが好きだから』『普通のノート オーラとは違う仕様のクルマに乗りたい』といった理由から、ご相談をいただくことが多いです。
購入を検討される方の層を見ていると、40代から50代くらいのミドル世代が中心で、若い方は比較的少ない印象です。
これは価格帯がスタンダードのオーラに比べて高いことが理由だと考えます。
また、検討される方は日常的な利便性だけで選ぶよりも、趣味性を大事にされる方が多いです。
納期については、早ければ10月中旬ごろにはお届けできる見込みですが、仕様やカラーの選び方によっては少しずれる場合もあります。
ボディカラーについては、やはりホワイトやブラックといった定番色が一定の人気を維持しています。
また、このモデルのイメージカラーであるグレーは特に注目されており、ご検討されるお客様が多い傾向にあります」
なお、ノート オーラNISMOの価格は、2WDが312万5100円から、4WDが353万1000円からに設定されています。
Writer: Peacock Blue K.K.
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