日産の新「“5人乗り”ちいさな高級車」登場! 全長4.1mでリッター「27キロ以上」の低燃費モデル! 精悍グリルもカッコいい「新ノート“オーラ”」どこが変わった!?
2025年8月28日、日産はプレミアムコンパクト「ノート オーラ」を一部仕様向上し、発売しました。日常域の使い勝手に関わる装備を中心に変更したということですが、どのように変わったのでしょうか。
安全機能がさらに充実
日産は2025年8月28日、プレミアムコンパクトモデル「ノート オーラ」の一部改良モデルを新たに発売しました。
どのような点が進化したのでしょうか。

ノート オーラは、コンパクトカー「ノート」をベースとする上級志向のプレミアムコンパクトモデルとして、2021年に登場しました。
外観はワイドボディ化し専用エクステリアとしたほか、内装の質感や静粛性も高められています。
また、ベース車に対し高出力化したシリーズ式ハイブリッドの第2世代「e-POWER」の採用とともに、先進的な運転支援機能やコネクティッドサービスも備え付けられており、いわば「小さな高級車」として、上質さと快適性を求めるユーザー層から広く受け入れられるモデルとなっています。
2024年6月にはマイナーチェンジを実施し、新世代の「デジタルVモーション」グリルを採用するなど外観のデザインを一新。
内装に高級感ある風合いの「ワイマラナー」を新設定したほか、運転席パワーシートを全車標準化するなど装備の充実化も図り、さらにボディカラーに新色を追加するなど、さらに高級感や使い勝手を高めました。
現行ノート オーラのボディサイズは、全長4045mm×全幅1735mm×全高1525mm、ホイールベース2580mmです。
ベースとなったノートよりも全幅が40mm広く、全高もわずかに高いため、よりワイドで落ち着いた印象を与える設計となっています。
では、今回の一部改良ではどのような点が変わったのでしょうか。
最大の変更点は、走行中に車両や歩行者を検知して衝突回避を支援をおこなう「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」の左右検知範囲が拡大されたという点です。
これにより、左右から接近する自転車などに対する緊急ブレーキの検知性能を向上させ、各種最新の法規に適合させたようです。
あわせて、「後席リマインダー」が全グレードに標準設定されました。
後席リマインダーとは、降車時に後席の同乗者や荷物の有無を車両が検知し、注意喚起をおこなう仕組みです。
この機能の搭載によってユーザーに後席の確認を促し、車内への荷物の置き忘れなどをより防ぎやすくなったといいます。
なお、ノート オーラの価格(消費税込み)は「G」が282万1500円から、「G FOUR」が310万7500円からに設定されています。
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今回の改良を経て、ノート オーラは上級コンパクトモデルとしての個性をより打ち出すこととなりました。
今後、プレミアム志向の小型車市場において、新しい選択肢としての存在感を強めていくことが期待されます。
Writer: Peacock Blue K.K.
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