トヨタ新型「コンパクトカー」発売! 「リッター34キロ超え」の最新マシンなのに「懐かしい&昭和感サイコー」な内装のギャップがイイ! “高級感&渋さ”マシマシな「アクア」のコーディネートとは?
トヨタは2025年9月1日に「アクア」の一部改良を発表し、同日に販売を開始しました。そんなアクアには、昭和っぽさを感じさせる純正のアクセサリーがいくつか用意されています。
最新モデルを「レトロな高級車」風の内装に!
トヨタは2025年9月1日、コンパクトカー「アクア」の一部改良モデルを発表し、同日に発売しました。
まるでフルモデルチェンジをしたかのように先進的なデザインへと大幅に生まれ変わったアクアですが、インテリアにはそのイメージとは対照的に、懐かしさを漂わせるレトロな純正アクセサリーが用意されています。
一体どのようなものがラインナップされているのでしょうか。

アクアは2011年12月26日に初代モデルが登場しました。
トヨタが長きにわたり培ってきたハイブリッドカー開発の知見を集約し、小型・軽量・高効率なハイブリッドシステムを搭載したコンパクトカーです。
世界トップクラスの燃費性能を実現するとともに、当時のエントリー価格を169万円に設定したことで、多くのユーザーに受け入れられてきました。
その後、2021年7月にフルモデルチェンジが行われ、現行モデルは2代目となります。
今回の一部改良では、エクステリアデザインを大幅に刷新。フロントフェイスは「新しい時代を駆け抜けるデザイン」だという、横長につり上がったヘッドランプと、それを一直線につなぐハンマーヘッドデザインがフロントの一体感を際立たせています。
ボディサイズは全長4080mm×全幅1695mm×全高1485mm、ホイールベースは2600mm。
最高出力91PS、最大トルク120Nmを発揮する直列3気筒1.5リッターエンジンを搭載し、なかでもXグレードではWLTCモード燃費34.3km/Lという優れた数値を達成しています。
そんな先進的なアクアには、昭和の雰囲気を思わせる純正アクセサリーも用意されています。
まず注目したいのは、茶木目調がシックで上品な印象を与える「インテリアパネルセット」です。
センターパネル部分と運転席・助手席のひじ置き部分、計3か所に装着可能。
木目はシルク印刷で丁寧に再現され、昭和の高級車を彷彿とさせる落ち着いた重厚感を車内に演出します。
価格は3万800円です(消費税込み、以下同)。
また「ハーフシートカバー(デラックスタイプ)」は、昭和のタクシーや高級車で親しまれてきた真っ白なレース素材がブラック基調の内装に映え、個性を引き立てます。
難燃性の生地を採用し、シートにぴったりフィットする設計も魅力。
価格は1台分で1万3200円で、全グレードに装着可能です。
さらにユニークなのが、往年の高級車によく装備されている「アシストグリップ」が用意されている点です。
ヘッドレスト取付タイプ(1万6500円)、シンプルタイプ(6270円)、つり革タイプ(4840円)の3種類が設定されています。
このように、アクアは先進的なエクステリアとレトロなインテリアアクセサリーという意外な組み合わせで、幅広い魅力を放っています。
モダンとクラシック、そのギャップを楽しむのも一つの醍醐味といえるでしょう。
Writer: 紫苑玲
栃木県在住。新車、軽貨物、車の中古買取相場、テック、金相場などのジャンルで記事を執筆するフリーランスライター。ドライブが趣味。SUVとスポーツカーの2台を使い分け中。自宅前が登山道のため、緊張感がある車生活を送っている。















































