105万円! マツダ斬新「ロードスター“レトロ仕様”」に大反響! 丸目ライト&「旧車オマージュ」採用に「胸が熱くなった」の声も! 「ふるさと納税の返礼品」だったダックスガーデン「ナイチンゲール」に注目!
マツダ「ロードスター」の長い歴史の中で誕生した数あるカスタムカーのなかで、特に異彩を放つ「ナイチンゲール」。2017年の東京オートサロンで優秀賞を獲得したこのモデルの仕様に、今でもネット上では反響が集まっています。
旧車デザインに反響集まる!
マツダ「ロードスター」は、1989年に初代が登場して以来35年以上にわたり愛され続けてきたオープンスポーツカーです。
軽快なハンドリングと「人馬一体」の走りを象徴するモデルとして世界中で人気を集め、累計販売台数は2024年末時点で120万台を突破しました。
現行の4代目ND型も高い評価を得ていますが、その長い歴史の中で生まれた数多くのカスタムカーのなかでも、ひときわ異彩を放つ存在が「ナイチンゲール」です。
その仕様にネット上では多くの反響が集まっています。

このナイチンゲールを生み出したのは、茨城県鉾田市を拠点とするカスタムショップ「DUCKS-GARDEN(ダックスガーデン)」。
ベースとなったのは2006年に登場した3代目ロードスターの「パワーリトラクタブルハードトップ(RHT)」仕様で、軽快な走りと電動開閉式ルーフを兼ね備えたモデルです。
2017年の東京オートサロンで初披露されたナイチンゲールは、コンセプトカー部門で優秀賞を受賞し一躍注目を浴びました。
エクステリアは丸みを帯びたロードスターのスタイルを大きく変貌させ、丸目2灯ヘッドライトやスラントノーズを採用。
クラシカルでありながら現代的な存在感を放つ外観は、多くの来場者を驚かせました。
そのデザインの源流には1968年に誕生した名車「マツダ ファミリア ロータリークーペ」があり、大人が満足できるカスタムカーを目指した思想が随所に表れています。
興味深いのは、ナイチンゲールが単なる展示用のショーカーではなく、公道を走れるように作られていることです。
フロントやリアのバンパーはボルトオンで取り付け可能で、フェンダーカバーやスポイラー類は3Mパネルボンドで固定。
すべて車検に対応できる構造を備えており、実際に街中を走らせることができます。
ただし、リアバンパー交換時にはナンバープレートの再封印や寸法変更の届け出が必要になるなど、一定の手間は伴います。
搭載されるエンジンはベース車同様、2リッター直列4気筒DOHC16バルブエンジンで、最高出力170ps、最大トルク189Nmを発揮し、ロードスターらしい軽快でスポーティな走りをしっかりと維持しています。
外観は大きく変わっても、走りの本質はロードスターそのものといえるでしょう。
また、このナイチンゲールの特徴は「実際に手に入る」点にあります。
展示だけで終わるのではなく、ボディキットが商品化されており、2025年9月現在も104万5000円(消費税込み)で販売中です。
過去には鉾田市のふるさと納税返礼品にラインナップされたこともありました。
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そんなナイチンゲールに対してネット上では「ロードスターをここまでクラシカルにアレンジできるのは驚き」と感嘆する声がある一方で、「純正のデザインを崩すのは惜しい」と否定的な意見もあります。
また、「ファミリア ロータリークーペを彷彿とさせて胸が熱くなった」と往年のファンが懐かしむコメントや、「車検対応というのが現実的で素晴らしい」という評価も。
ほかにも「価格は高いけど唯一無二の存在感を考えれば納得」「ふるさと納税で登場したのはびっくりした」という驚きの声も見られました。
Writer: くるまのニュース編集部
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