三菱「新“7人乗り”3列シートSUV」発表! 豪華内装&安全機能がさらに進化!? 新「アウトランダーPHEV」一部改良を実施
2025年9月4日、三菱はクロスオーバーSUV「アウトランダーPHEV」に一部改良を実施しました。同車は2024年10月に大規模なマイナーチェンジをおこなったばかりですが、さらにどのような進化を遂げたのでしょうか。
センターコンソールデザインが大幅に変更!
三菱自動車工業(三菱)は2025年9月4日、「アウトランダー(アウトランダーPHEV)」に一部改良を実施し、同日に発売すると発表しました。
今回の一部改良では、内装の変更や安全機能の向上などを図ったといいます。
どのような変更がおこなわれたのでしょうか。

アウトランダーPHEVは、「日常ではEV(電気自動車)、遠出はハイブリッド」というコンセプトのもと、世界初となる「SUV+4WD」のPHEVモデルとして、2013年に初代モデルが登場しました。
現行型は、2021年12月に実施されたフルモデルチェンジで誕生した2代目です。
コンセプトに「威風堂堂」を掲げ、同社のフラッグシップモデルらしい力強く存在感のある外観と上質な内装、PHEVシステムによる滑らかで力強い動力性能、ツインモーター4WDと四輪制御技術「S-AWC」からなる高い操縦安定性など、数々の特徴を備えました。
そしてデビュー後3年が経過した2024年10月には、「洗練」と「上質」をテーマにした大規模なマイナーチェンジを実施しています。
駆動用バッテリーの刷新がおこなわれ加速性能が向上したほか、EV航続距離を約20km伸長。足回りもサスペンション最適化や新タイヤを採用したことで、より上質で安定した乗心地を実現しました。
さらに、内外装も大きく進化しています。
外観は、力強く存在感のあるデザインをさらに強調した形状に変更。内装は、12.3インチのナビゲーションやシートベンチレーション、ヤマハと共同開発したオーディオシステムなど採用といった機能追加、シート素材や色の見直しなどによって、質感向上を図っています。
そして今回、さらなる変更が加えられました。
まず内装では、センターコンソールをより高級感のあるデザインへ刷新するとともに、コンソールボックス上部の肘置きスペースを拡大し、ゆったりとした着座姿勢としました。
またコンソールボックス容量を拡大するとともに、ボックス内にUSB充電ポート(Type-C)を追加。
さらにドリンクホルダー位置の見直しを図ることで、利便性も向上しています。
安全面では、後退時の「踏み間違い衝突防止アシスト」に、従来の超音波センサーに加えて新たにリアビューカメラも活用することで、歩行者の検知も可能としました。
一部改良を実施した新アウトランダーPHEVの車両価格(消費税込み)は、529万4300円から671万6600円。従来型に比べ、3万800円アップしました。
Writer: くるまのニュース編集部
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