圏央道の千葉区間「全線開通」に反響多数! 「千葉がより便利になる!」など期待感高まる! 新規開業予定の「空港アクセス道路」に寄せられた声とは
2026年度に開業が予定されている圏央道大栄JCT~松尾横芝IC間に対し、SNSを中心に多くの反響の声が寄せられています。いったいどのような声なのでしょうか。
延伸予定の圏央道に反響多数!
千葉県内を通る圏央道のうち、未開通区間の大栄JCT〜松尾横芝ICが2026年度の開通を予定しています。
同区間が開通すると千葉県内の圏央道は全区間が開通することになり、SNSを中心に反響の声が寄せられています。
いったいどのような声なのでしょうか。

東京都心からおよそ40km〜60kmの距離を取り囲むように設けられている「首都圏中央連絡自動車道(圏央道)」は、全体で約300kmに及ぶ環状型の高速道路です。
圏央道は、神奈川県横浜市の釜利谷ジャンクション(JCT)を起点に、東京都、埼玉県、茨城県を経て、千葉県の館山自動車道や東京湾アクアラインに接続する木更津JCTに至るルートとなっています。
そのうち千葉県内を通る区間はおよそ95kmあり、約80%がすでに供用開始されています。
千葉県内では、唯一未開通となっているのが大栄JCT〜松尾横芝IC間の区間です。このエリアにおいては、開通に向けた工事が本格的に進められており、完成が待ち望まれています。
この区間が全線開通すれば、地域の安全性向上や経済活性化に大きな波及効果をもたらすと期待されています。
特に、神奈川方面から成田空港にアクセスする際には、東京の市街地を経由せずに移動できるようになり、所要時間の短縮や都市部の渋滞緩和にもつながると見られています。
2025年1月に発表された国土交通省の報告によると、未開通部分についてはすでに用地取得がすべて完了しており、現在は障害物の撤去作業や未発注工事の契約準備が進行中とのことです。
特に「芝山トンネル」については、掘削作業を終え、現在は内部のコンクリート覆工といった仕上げ段階に移行しています。
工事全体のネックとなっていた用地取得もクリアされたことから、大栄JCT~松尾横芝IC間は、2026年度の開通を目標に据えて着実に進んでいます。また、インターチェンジ名として「圏央成田IC」と「多古IC」がそれぞれ決定されており、地域の認知度向上にもつながると期待されます。
さらに、大栄JCTから多古ICにかけての工区では、工程に支障が出ないことを確認した上で、約1年前倒しでの完成を目指しているとのことです。
開通見込みが明らかになった千葉区間の圏央道について、SNSを中心に様々な反響の声が寄せられています。
「千葉区間が繋がれば、千葉県から北関東方面へのアクセスが便利になる!」「関東全域の物流に良い効果が出そう」など、開通に対し期待感を示すコメントが多く見られました。
しかし一方で「土休日のアクアラインは混雑するので、神奈川方面から成田空港へ行く場合は東関道経由の方が良いかも」と言った、アクアラインの渋滞リスクを踏まえた慎重な意見も見られました。
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沿線地域では、開通を見越したまちづくりや施設整備などの計画が進められており、今後の発展に向けた注目度が高まっています。
なお、具体的な開通日はまだ公表されていませんが、新たな進捗や課題が発生した場合には、関係機関が速やかに情報を公開していくとしています。
Writer: くるまのニュース編集部
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