38年ぶり復活! トヨタ「“新”カローラFX」発表! 超スポーティな「巨大ウイング」×約170馬力の2Lエンジン搭載! 伝説の「スポーツグレード」再来な特別仕様車 米国で登場
トヨタの北米法人は2026年モデルの新「カローラハッチバック」を正式発表しました。
「カローラFX」後継モデルが秋に正式登場へ
トヨタの北米法人は2025年8月28日、「カローラ」シリーズの5ドアハッチバック「カローラハッチバック」2026年モデルを正式発表しました。
新カローラハッチバックは秋の発売を予定しています。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

カローラの初代は1966年に登場。以後、トヨタのみならず日本の国産乗用車を代表するモデルとして長らくラインナップされ、北米をはじめ、100を超える国と地域で展開しています。
現行型は通算12代目で2018年に登場。トヨタの最新デザインを採用したことに加え、「TNGA GA-C」プラットフォームを採用し、クルマとしての基本性能を大幅に向上。さらに先進機能「トヨタ セーフティ センス」も熟成させています。
北米では4ドアセダン「カローラ」を基本に、5ドアハッチバック「カローラハッチバック(日本名:カローラスポーツ)」、5ドアスポーツハッチバック「GRカローラ」、5ドアSUV「カローラクロス」が展開されています。
このうちカローラハッチバックは日本仕様と同等のワイドボディを持ち、ボディサイズは全長4369mm×全幅1790mm×全高1450mm、ホイールベース2640mmです。
パワートレインは全車、最高出力169hp・最大トルク205Nmを発揮する2リッター4気筒ガソリンの「ダイナミックフォース」エンジンにCVTを組み合わせ、駆動方式はFFです。
先進運転支援では、最新の「トヨタ セーフティ センス 3.0」を標準装備しており、車線維持支援や運転状況の先読みアシスト「プロアクティブ ドライビング アシスト」などを搭載。高次元の先進安全機能を実現しました。
今回の2026年モデルでは、リアクロストラフィックアラート(RCTA)付きのブラインドスポットモニター(BSM)を全グレードに標準装備。
BSMは隣の車線に接近する車両や、その車線に停車する車両を検知し、ドライバーに警告を発します。RCTAは、後退時に左右両側から接近する車両を検知し、警告灯と音でドライバーに知らせることで、ドライバーの安心感を高めます。
さらに2026年モデルでは、ラインナップにスポーティグレード「FXエディション」が追加されました。
FXの名称は北米で1987年に登場した「カローラFX16」(日本名「カローラFX」2代目)から名称が取られたもので、ハッチバックモデルの「FX」としては38年ぶりの復活となります。
エクステリアでは、FX専用のブラックベント付きリアウイングや、専用グロスホワイト塗装を施した18インチのアルミホイールを装着し、かつて“ホットモデル”として支持されたカローラFX16をほうふつとさせる硬派な走りを予感させます。
テールゲートには現行のカローラのエンブレムではなく、当時のカローラFX16のようなクラシックなデザインのエンブレムを装着。ヘリテージ感がプラスされました。
ボディカラーはインフェルノ、アイス キャップ、ブルー クラッシュ メタリックの3色を用意します。
インテリアではオレンジのアクセントステッチをあしらったブラックのスポーツコンビシートを採用。ドアトリムやステアリング、シフトブーツにもオレンジステッチを施し、特別感とフレッシュな印象をあたえました。
なお、走行性能は変更なく、基本装備などはベーシックな「SE」グレードに準じています。
新カローラハッチバック 2026年モデルの北米での価格は「SE」が2万4180ドル(約355万円)、上級モデルの「XSE」が2万7175ドル(約399万円)、FXエディションが2万6780ドル(約393万円)です。
なおFXエディションは1600台の限定となります。
Writer: くるまのニュース編集部
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