福山雅治の「クルマ好き」が止まらない! ドームライブに希少すぎる「愛車」登場!? 「最新こそ最良」主義の“ましゃ”が手に入れた「旧車の赤いオープンカー」とは
シンガーソングライターで俳優の福山雅治さんが2025年8月30日にInstagramを更新し、ホンダ「シティ カブリオレ」との2ショットを公開しました。トップアーティストの福山さんは、なぜ希少な旧車を手に入れたのでしょうか。
福山雅治さん、実は「めちゃくちゃクルマ好き」だった!
シンガーソングライターで俳優の福山雅治さんが2025年8月30日にInstagramを更新。
新たに手に入れたという旧車の「赤いオープンカー」とのツーショットを公開しました。
いまや希少な存在である“ましゃ”の新たな愛車とは、いったいどのようなクルマなのでしょうか。
![福山雅治さんが手に入れた「旧車の赤いオープンカー」とは[画像は映画「そして父になる」舞台あいさつをする福山雅治さん/Photo:時事通信フォト]](https://kuruma-news.jp/wp-content/uploads/2026/09/20250911_FUKUYAMA_MASAHARU_jpp015245002.jpg)
ツーショットで紹介されたのは、ホンダの「シティ カブリオレ」です。
1981年にホンダが発売したベース車の初代「シティ」の特徴は、背の高い個性的なフォルム。
40年前の日本では、当時ブームを巻き起こしたスーパーカーに代表されるような「ワイド&ローのクルマがカッコいい」という価値観が主流でした。
初代シティはその常識を覆し、1980年代初頭の自動車業界に衝撃を与えました。
シティの背が高くなった理由は、小型車の欠点だった車内空間の狭さを補うため。キャッチコピーは「トールボーイ」で、背の高いワンモーションフォルムが人気を博しているホンダ「フィット」のご先祖様的モデルといえます。
翌1982年には高性能仕様の「シティターボ」が、1983年には「シティターボII」がラインナップに加わり、1984年7月に手動開閉式ソフトトップを持つ「シティ カブリオレ」が加わりました。
シティ カブリオレのソフトトップは手動開閉式で、オープン時にソフトトップの保護やバタつきを抑えるカバーも装備。また、ソフトトップを持ち上げながら後方に押し戻せば簡単にフルオープンに変身します。
その開発にあたって技術協力したのは、イタリアの老舗カロッツェリアであるピニンファリーナ社。ボディの基本構造やソフトトップの形状、レイアウトなども同社が担当しており、ソフトトップを閉めても様になるスタイリングへと仕上がりました。
このシティ カブリオレをセレクトする福山さんの感性がシブいと、SNSなどですでに話題を集めていました。
実は福山さん、クルマに対し一家言あることはあまり知られていません。
ファンの間ではおなじみですが、福山さんは「最新こそ最良」という言葉を多用します。ミュージシャンとしてライブに向き合うときも、俳優として作品と対峙するときも、福山雅治が表現者として貫いている基本姿勢は「最新こそ最良」。
実はこれ、ポルシェを評するときによく言われている「最新のポルシェが最良のポルシェ」という言葉からインスパイアされたもの。そして福山さんが初めて購入した外国車はポルシェだったそう。
ポルシェ購入時の心境について、2024年1月6日放送のラジオ番組「福山雅治 福のラジオ」(TOKYO FM)で本人が語っていました。
「僕、ヒット曲を出したら高額なクルマを買おうと決めてたんです。よく、『桁が違う』『ゼロ1桁違いますよね』って言うじゃないですか? でも、それはつまんないなと思って、ゼロが2~3桁違うクルマを買うって決めてたんです。
2桁違うってことは、つまり1000万円ってことです。当時(90年代初頭)、ポルシェ911の一番ベーシックなモデルが1000万ちょっとぐらいだったんですよ。もともとポルシェ好きだったし、いつか欲しいと。だから、2桁違いの車が買えるまではずっと10万円のクルマに乗ってました」
では、どんな“10万円のクルマ”に乗っていたのでしょうか。
「最初は9万5000円の(いすゞの)『ジェミニZZ/R』。その後は、(スズキの)8万円の黄色い『アルト』でした。(ライブハウスの)クラブクアトロとか日清パワーステーションとか、それを自分で運転して行ってましたから。
(日産の)10万円の『セドリック』(430)のステーションワゴンにBEGINさんを乗っけたり」
2019年4月19日放送「ぴったんこカンカン」(TBS)にゲスト出演した際は、なぜか思い出の“10万円のクルマ”ジェミニZZ/Rに乗って登場した福山さん。
その際、うれしそうに「買っちゃったんです、また」と報告しており、重度のクルマ好きっぷりがダダ漏れでした。
ちなみに、8月30日より始まる福山さんの35周年ドームツアー(京セラドーム大阪、ベルーナドーム、みずほPayPayドーム福岡で開催)では、ライブ演出のどこかでツアーのリハーサル中に本人が購入した真っ赤な「シティ カブリオレ」との共演を予定しているそう。
なにを乗っても絵になるというか、福山雅治さんが乗ればどんなクルマでもデートカーっぽく映ってしまうのはさすがの一言。
今後も彼の「重度のクルマ好きっぷり」にも要注目です。












































































