トヨタ「最新クロスオーバーSUV」がスゴい! パワフルなのに低燃費な2リッターエンジン搭載した走りの「GRスポーツ」初設定! 「カローラクロス」何が変わった?

トヨタ「カローラクロス」が一部改良され、デザイン変更や新グレード追加などがおこなわれました。どのようなモデルになったのでしょうか。

「カローラクロス」何が変わった?

 現在の新車市場は、SUVやクロスオーバーモデルなどが主流になっています。

 そして、2020年にタイでワールドプレミアされたトヨタ「カローラクロス」も、現在のSUV、クロスオーバーモデルの流行を象徴する一台です。

 一体どのようなモデルなのでしょうか。

「カローラクロス」に初の「GRスポーツ」設定
「カローラクロス」に初の「GRスポーツ」設定

 プラットフォームに「TNGA(GA-C)」を使うカローラクロスは、全長4455mm×全幅1825mm×全高1620mm、最小回転半径は5.2mとし、優れた取り回しと後席やラゲッジスペースに余裕のあるCセグメントSUVです。

 年々、新型車のボディが大きくなるなか、これくらいのサイズであればストレスなく扱える方が多いはず。弟分の「ヤリスクロス」よりも居住性、積載性に優れていることから、小さな子どもがいるファミリー層などにも向いています。

 2025年5月に一部改良を受け、バンパーやヘッドランプのデザインを刷新し、ボディ同色グリルとすることで、スタイリッシュな顔つきに変わりました。

「Z」向けの18インチアルミホイールのデザイン変更、「GRスポーツ」向けの19インチアルミホイールの新設も盛り込まれ、足元もリフレッシュされています。

 インテリアは、シフトノブとシフトパネルまわりのデザインが変更され、クオリティアップと操作性の向上が図られています。

 装備でユニークなのが、トヨタ・ブランド初の「SNOW EXTRAモード」と日本国内向け初の「シグナルロードプロジェクション」の設定。

 SNOW EXTRAモードは、発進時や旋回時、スリップ時に稼働していた電気式4WD「E-Four」をフルタイム化することで、雪上でシーンを問わず前後の駆動力を緻密に制御し、走破性の高さに寄与します。

 シグナルロードプロジェクションは、フロントウインカーと同期して、路面に矢印が描画される装備。夜間や見通しの悪い交差点などで、歩行者や自転車などが自車(カローラクロス)の存在に早めに気づいてもらえる可能性が高まります。

 一部改良では、GRスポーツの追加もトピックス。先述したように、専用のフロントバンパーやアルミホイールなどによりボディサイズが若干大きくなり、インテリアにも専用のスポーツシートや表皮材などが用意され、その名のとおり、スポーティな内外装を得ています。

 GRスポーツは走りも磨かれており、専用サスペンションチューニングや19インチタイヤなどにより操縦安定性を向上。

 エンジンは、GRスポーツ専用となる2リッターエンジン(M20A-FXS型)を採用し、ハイブリッド車らしい23.3km/LのWLTCモード燃費とシステムトータルで199馬力の最高出力を実現しています。

 加えて、国内向け初となるエンジンレスポンスを最大限に向上させる「SPORT」モードも新たに搭載されています。

 なお、GRスポーツの駆動方式は4WDの「E-Four」のみで、通常グレードは、1.8リッターハイブリッドで2WDとE-Fourを設定。

 ヤリスクロスと比べると、リアドアの開口部をはじめ、後席の足元も頭上まわりもより広く、シートサイズの大きさも実感できます。

 後席は2段階のリクライニングに対応。ZとGRスポーツには、前席シートヒーターや運転席ランバーサポートも備わります。

 ラゲッジスペースは、通常時487リットル、最大時991リットルという大容量を確保。例外的に大容量を誇るホンダ「WR-V」をのぞくと、ひとまわり小さなBセグメントSUVでは得られない広さといえます。

 荷室開口部下側(掃き出し口)と床面との間に段差(深さ)があるものの、販売店オプションの「ラゲッジアクティブボックス」を使えば、後席前倒し時にフラットになり、床下にも小物などが収まります。

 そのほか、最新の一部改良では、GRスポーツとZにアダプティブハイビームシステムをメーカーオプション設定。

 GRスポーツ、Z、「S」に「パノラミックビューモニター(床下透過表示機能付)」がメーカーオプションで用意されています。

 GRスポーツ、Zには、「ディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plus」が搭載されるなど、コネクティビティの強化も図られています。

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Writer: 塚田 勝弘

中古車の広告代理店に数ヵ月勤務した後、自動車雑誌2誌の編集者、モノ系雑誌の編集者を経て、新車やカー用品などのフリーライター/フリーエディターに。軽自動車からミニバン、キャンピングカーまで試乗記や使い勝手などを執筆。現在は最終生産期のマツダ・デミオのMTに乗る。

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