ホンダ新型「エリシオン」初公開! 全長“約5m”級ボディ&斬新「大口顔」採用! 燃費は6.17L/100km実現の「高級ミニバン」中国で発表
ホンダの中国法人は、2025年8月26日に、高級ミニバン「エリシオン」の新たなマイナーチェンジモデルを発表しました。どのようなモデルなのでしょうか。
高級ミニバン「エリシオン」が進化
ホンダの中国法人は、2025年8月26日に、高級ミニバン「エリシオン」の新たなマイナーチェンジモデルを発表しました。
エリシオンは2004年に「ステップワゴン」や「オデッセイ」を超える最上級のミニバンとして登場。
ボディサイズは全長4845 mm×全幅1830 mm×全高1810 mm。登場当初は「K24A」型2.4リッター直列4気筒エンジンと、「J30A」型3リッター V型6気筒エンジンの2種類でしたが、2006年にはボディサイズを拡大し、「35A」型3.5リッター V型6気筒エンジン搭載で最高出力300 psを出力する上位モデル「エリシオンプレステージ」が登場しました。

ホンダのラインナップにおいてミニバンのフラッグシップモデルとして君臨し続けましたが、2013年に日本での販売を終えました。
そんなエリシオンですが、中国は現在もホンダと東風汽車の中国合弁会社「東風本田汽車」(東風ホンダ)から展開が続いています。現行モデルは2016年に登場した2代目で、2013年11月に日本でも発売された5代目オデッセイの姉妹車です。
エクステリアは、オデッセイとは異なる高級感ある仕様となっているほか、パワートレインは「LFB」型2リッター直列4気筒エンジンを搭載するハイブリッドモデル「e:HEV」のみとなっています。
この現行型エリシオンの新たなマイナーチェンジモデルが、2025年8月26日に発表されました。
ボディサイズは、全長4951mm×全幅1842mm×全高1711mmと比較的大柄ながら、クラストップレベルの最小回転半径5.4mを誇ります。
エクステリアでは、新たなデザインの巨大縦型フロントグリルを備えるなど、フロントフェイスを一新。
インテリアでは、「乗員スペースの最大化とメカニカルスペースの最小化」を核としたHondaの「MMスペースコンセプト」を踏襲し、長さ2840mm×幅1540mm×高さ1280mmという広大な室内空間を実現しています。
また、3列目シートを後方に反転させることが可能で、キャンプや山での釣りで活躍する後向きの座席「ビューイングソファ」として使用できます。
さらに、3列目シートを格納することで、ラグジュアリーな4シーターシートへと進化。ショルダーレストとレッグレストの調整機能、ヒーター機能などを備えた2列目の独立型ファーストクラスシートと組み合わせることで、贅沢でプライベートな空間を実現します。
パワートレインは、2リッター直列4気筒エンジンの「e:HEV」を継続。燃費性能は、WLTCモード燃費6.17L/100km(約16.2km/L)を実現しています。
今回のマイナーチェンジでは、安全装備を大幅に向上。ACC(アクティブクルーズコントロール)、CMBS(衝突軽減ブレーキ)、LKAS(レーンキープアシスト)など、複数の機能を統合し、レベル2クラスの運転支援機能を実現する「Honda SENSINGセーフティスーパーセンシングシステム」を搭載しました。市街地での通勤時でも高速道路での運転時でも、Honda SENSINGセーフティスーパーセンシングシステムが運転の負担を大幅に軽減します。
新型エリシオンには、4つのグレードが用意され、価格は24万9800元(約516万円)から30万3800元(約627万円)です。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。







































































