ホンダ「シティ」復活!?な「コンパクトモデル」に反響! 「レトロなデザインが良い!」「市販化希望!」熱視線が集中! 23年秋発表の斬新コンセプトカー「サスティナC」に寄せられた声とは
ホンダは2023年のジャパンモビリティショーで「サスティナCコンセプト」を披露しました。同車についてSNSを中心に反響の声が寄せられています。
「サスティナC」に反響多数
2023年のジャパンモビリティショーにおいて、ホンダは「SUSTAINA-C Concept(サスティナ・シー・コンセプト)」というコンセプトカーを披露しました。
同車についてSNSを中心に反響の声が高まっています。
いったいどのような声が寄せられているのでしょうか。

サスティナCコンセプトは、運転の楽しさや自己表現の欲求(EGO)と、環境に優しい社会を目指す姿勢(ECO)という、一見相反する価値観をいかに調和させるかをテーマとしています。
まず目に留まるのは、その独特なエクステリアです。丸みを帯びたヘッドライトや、背の高いコンパクトな2ボックスデザインは、1981年に登場した初代「シティ」への明確なリスペクトであり、開発陣もその影響を認めています。
最大の注目点はボディ素材です。三菱ケミカルと共同開発された技術により、不要になったテールランプなどから回収したアクリル樹脂を再利用し、同等品質の素材へと再生する「水平リサイクル」を実現。
これにより塗装工程が不要となり、製造時の二酸化炭素排出削減が可能となるだけでなく、塗装では不可能だった色彩表現やマーブル調の模様など、新たなデザインの可能性も広がっています。
インテリアの詳細は未発表ですが、コンセプトを象徴する装備として「スクリーンテールゲート」が挙げられます。
透明アクリルを活かしたゲートにはミニLEDディスプレイが内蔵され、灯火機能に加え、後続車へ文字やアイコンで情報を伝えるツールとしても活用できる仕組みです。
さらに荷室には、小型電動バイク「Pocket Concept」を収納可能。これはかつてのシティと「モトコンポ」による“6輪ライフ”を、EV時代に合わせて再提案したものといえるでしょう。
一方で、バッテリー容量やモーター性能、航続距離などの数値は公表されていません。これは単なる性能競争に注目を集めるのではなく、「資源循環型のモビリティ」という理念そのものを強調するための選択と考えられます。
ホンダは2026年、日本市場に「操る楽しさを重視した小型EV」を投入予定であり、その方向性はサスティナCと重なります。
完全に同じ姿で登場することはないにしても、「塗装レスボディ」や「シティを思わせるデザインテイスト」は市販車へ受け継がれると見られます。
もちろん、使用済みアクリルの回収システムなどインフラ面の課題は残ります。しかしこれは、初の量産EV「Honda e」で得た経験を踏まえた“第二章”でもあり、コスト構造を含めて「手の届くEV」を再定義する挑戦でもあります。
サスティナCに対し、SNSを中心に反響の声が高まっています。
「レトロとモダンを融合させたデザインが良い!」「環境にも優しい素材を使っているのは好感が持てる」など、環境保全とデザイン性を両立したコンセプト内容に共感を示す声がいくつか見られています。
さらに、「初代シティとモトコンポが復活か!市販すれば絶対売れる!」といった、懐かしいコンビの再来に期待感を示す声も寄せられています。
※ ※ ※
総じて、サスティナCの狙いは日産「サクラ」など実用EVとの直接競争ではなく、独自のデザイン性やブランドの物語性に価値を見出すユーザーへのアプローチにあります。
サスティナCは単なる未来像の展示車ではなく、ホンダが描くサステナブルな社会と「新しい時代のシティ像」を体現した存在といえるでしょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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