「尋常じゃなく渋滞します!」 NEXCOが花火客“殺到”で「怒涛の対策」実施! 「日本イチ有名な花火大会」開催で圧倒的キャパ不足 過去には「20km以上」渋滞も 「大曲の花火」対策を発表
NEXCO東日本は秋田県大仙市で開催される第97回「全国花火競技大会」に向けた渋滞対策を発表しました。
日本三大花火の一つ「大曲の花火」に備えて怒涛の対策
NEXCO東日本は2025年8月22日、リリースを発表。
秋田県大仙市で開催される第97回「全国花火競技大会」に向けた、秋田道の渋滞対策を発表しました。
一体どのような対策が講じられるのでしょうか。

全国花火競技大会は、1910年(明治43年)から開催され、100年以上の歴史を持つ花火大会です。旧大曲市の名称をとって「大曲の花火」とも呼ばれます。
長岡や土浦とも並んで日本の三大花火大会に数えられる、権威のある競技大会で、名称の通り、全国の花火師が集い、色彩や形状、構成などを競います。
内容は2部構成となっており、明るい17時頃から開催する「昼花火の部」と19時頃からの「夜花火の部」があり、最優秀賞には内閣総理大臣賞が与えられるほか、経済産業大臣賞や文部科学大臣賞、観光庁長官賞なども授与されます。
今年2025年は、8月30日(土)の17時10分から開催されます。打ち上げ数は約1万8000発、打ち上げ場所は雄物川河川敷運動公園です。
毎年秋田県内だけでなく、東北地方の全体から観客が押し寄せ、JRでは仙台方面などから多数の臨時列車を出しているほか、JR奥羽本線で車両を増結するなどの対応を取っています。
いっぽうクルマでは、大曲地域では小さなキャパシティに対し、観覧客の大幅な需要増に耐えられず、さらに市内で深夜にかけて大規模な交通規制が敷かれることもあり、大会当日から翌日の明け方まで各地で渋滞が発生。
高速道路も、秋田道の大曲IC付近や横手IC、横手北SIC付近で特に混雑し、過去には大会終了後、湯田ICを先頭に横手北SICにかけて、20km以上の大渋滞となることもありました。
そうしたことから、NEXCOでは花火大会当日に対策を実施します。
秋田道では大曲IC出口料金所に誘導員を配置して、交通誘導を実施。付近の山内PA(下り線)や大森PA(下り線)、西仙北SA(上り線)で会場周辺の通行規制図を配布します。
さらに、錦秋湖SA(上下線)、山内PA(上り線)、大森PA(上り線)の駐車場に交通整理員を配置するほか、秋田道本線に仮設のLED情報板を設置し、渋滞情報の提供および注意喚起を実施するといいます。
NEXCOは「大会当日は、会場周辺の一般道路も渋滞が見込まれますので、ゆとりのある旅行計画を立てて、安全運転でお出かけください」としています。
Writer: くるまのニュース編集部
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