圏央道の千葉区間「2026年度に全線開通」へ! ブツ切れ解消で神奈川から「成田空港アクセス」が劇的改善! 「大栄JCT~松尾横芝IC」工事の進捗は?

千葉県区間の圏央道は約95kmあるうち、約8割が開通しています。残った未開通区間の大栄JCTから松尾横芝ICまでは現在工事が進行中です。工事はどのくらい進んでいるのでしょうか。

千葉県区間の圏央道が全線開通予定!

 圏央道は都心から半径40km~60kmに位置する総延長約300kmの環状自動車道路です。

 現在千葉県区間の圏央道は、約95kmのうち約8割が開通しています。

 未開通区間の工事はどこまで進んでいるのでしょうか。

2024年12月現在の圏央道千葉区間の工事状況(画像:国土交通省)。
2024年12月現在の圏央道千葉区間の工事状況(画像:国土交通省)。

 圏央道は横浜市金沢区の釜利谷JCTから、東京都、埼玉県、茨城県、千葉県を経由して木更津JCTまで至る、総延長約300kmの環状自動車専用道路です。

 千葉県内の圏央道においては、大栄JCTから松尾横芝JCT以外を除く区間が開通済みで、現在当該区間開通に向けて工事が進められています。

 千葉県中央部を縦に貫くこの道路が開通すると、地域活性化やくらしの安全確保など、さまざまな活躍が期待されています。

 特に、神奈川方面から成田空港まで向かう際、アクアラインを使ってそのまま圏央道に乗れば、都心部を経由することなく移動できるようになるため、移動時間短縮と都心部の交通渋滞緩和に効果がありそうです。

 2025年1月の発表によると未開通部分の進捗状況については、用地取得が100%完了し、支障物移設や未発注工事の契約手続きを進めつつ、工事を実施中だとしています。

 途中にある「芝山トンネル」は掘削工事がすでに完了しており、覆工コンクリート工事などを施工中です。

 工事における課題だった用地取得については、芝山トンネルの掘削などの解決が図られてきているため、大栄JCTから松尾横芝IC間は2026年度までの開通を目指しているとのことです。

 途中にあるインターの名前も「圏央成田IC」「多古IC」にそれぞれ決定しています。

 なお、大栄JCTから多古IC間は、工程への影響を確認しつつ1年程度前倒しで工事を進めていくとしています。

※ ※ ※

 新たに開通する圏央道の沿線地域では、開通を見通して新たな開発が計画されるなど、期待値は大きいものになっています。

 具体的な開通日はまだ決まっていませんが、国土交通省は開通見込みに関する新たな課題が発生した場合は速やかに情報共有を図るとしています。

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Writer: くるまのニュース編集部

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