トヨタ「クラウンエステート」ってどんなクルマ!? 「ワゴン×SUV」でシリーズ最高のユーティを実現! 車中泊もできちゃうクラウンの魅力とは

クランエステートはシリーズ最後のモデルとして2025年3月にデビューしました。他シリーズのクラウンとは何が異なるのでしょうか。

シリーズ最大のラゲッジ容量!

 2025年3月、トヨタは現行型クラウン第4のモデル「クラウンエステート」(以下エステート)を発売しました。

 クラウンシリーズの最後を飾るエステートはどのような特徴があるのでしょうか。

 魅力を詳しく解説します。

トヨタ新型「クラウンエステート」(HEVモデル)
トヨタ新型「クラウンエステート」(HEVモデル)

 エステートは、セダン、クロスオーバー、スポーツといったクラウンの他のラインナップとは異なる、ワゴンのテイストを取り込んだ、いわば“ステーションワゴンとSUV”のハイブリッド的存在です。

 ボディサイズは全長4930mm×全幅1880mm×全高1620mm、ホイールベース2850mmです。

 特に優れているのラゲッジスペースのユーティリティで、容量は通常時570L、後席格納で1470Lというシリーズ最大の数値を確保しています。

 後席を倒せばリア座席の背面に、ラゲッジを延長できるデッキボードを格納。これを使えば最長2mのフルフラットスペースが現れ、クラウンシリーズ随一の積載力を誇ります。

 車中泊も快適にこなせる奥行きを確保。オプション品には車中泊やアウトドアがさらに楽しめような、「デッキチェア」や「デッキテーブル」、ソフトパットな質感の「フルフラットラゲージマット」を用意。他シリーズにはないアウトドアに特化した魅力を持ち合わせています。

 全高は1620mm確保し、「クラウンスポーツ」(1565mm-1570mm)よりも高く、SUV的な見晴らしの良さを持ちながら、ワゴンならではの積載性も引き出しているのが特徴です。

 エクステリアは伸びやかなキャビンに、力強いショルダー&キャラクターラインを重ねSUVらしい力強さを感じさせられるデザインです。

 バンパーと一体型になったグリルと“ハンマーヘッドフェイス”で精悍な印象を与え、左右に伸びるLEDデイライトがより先進的な見た目を醸し出しています。

 インテリアはクラウン共通の「アイランドアーキテクチャー」を採用し、ディスプレイや操作スイッチなどの機能を「島(アイランド)」のようにまとめることで、視線移動を機能別に整理しています。

 前席にはシートヒーターやシートベンチレーションが備えられている他、ステアリングヒーターも標準装備されているため、夏の暑い日や冬の寒い日でも快適にドライブを楽しめます。

 グレードはハイブリッドの「Z」と、プラグインハイブリッド(PHEV)の「RS」の2つが用意され、車両本体価格(消費税込)はZが635万円、RSが810万円です。

 パワートレインは2.5リッター直列4気筒エンジンにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムになっており、最大出力はZが243ps、RSが306psを記録。

 燃費はWLTCモードでZが20.3km/L、RSが20.0km/Lを記録します。

 予防安全機能は、トヨタ最新の「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。ボタンを押すだけで駐車操作を自動で行ってくれる「アドバンストパーク」や、高速道路などで渋滞時(40km/h以下)に一定の条件を満たすと、ハンドル操作、加減速、停止を自動で行う「アドバンストドライブ」が搭載されています。

※ ※ ※

 エステートはシリーズ最大の積載力と上質な乗り味で、“日常も遊びも一台で”を高次元に実現しています。

 他シリーズにはない魅力を備えたエステートは、今後のクラウンの歴史に色濃く残る存在になるでしょう。

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Writer: くるまのニュース編集部

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