燃料満タンで約850km走る! トヨタ「高級セダン」がスゴイ! 「先進運転支援採用」×「流麗デザイン」がカッコイイ! 「MIRAI」の魅力とは
トヨタ「ミライ」は、水素を原動力に持つ燃料電池(FCEV)セダンです。排出はほぼ水のみのエコカーであると共に、車名の通りトヨタの未来を切り開く存在である同車の魅力を紹介します。
トヨタ「ミライ」の魅力とは
トヨタ「MIRAI(ミライ)」はEV並みの静粛性と、エンジン車並みのエネルギー補給スピードを両立する燃料電池車(FCEV)です。
地球に負荷をかけないカーボンニュートラルな世界を目指し、開発されたといいます。
上質な乗り味と先進装備を備える、ミライのさらなる魅力を紹介します。

ミライは、水素をエネルギー源とする燃料電池自動車(FCEV)のフルサイズ4ドアセダンです。
水素は多様なエネルギーから製造可能で、環境負荷低減やエネルギー安全保障の面で利点を持つ燃料です。
しかも水素充填時間は1回あたり3分程度。BEV(バッテリー式EV)に比べて燃料補給が短時間で済み、長い航続距離を実現しやすいことから、“究極のエコカー”として注目を集めています。
初代は2014年に登場。現行の2代目は2020年12月に発売されました。
ボディサイズは全長4975mm×全幅1885mm×全高1470mm、ホイールベース2920mmという堂々たるサイズに、エモーショナルで伸びやかなスタイリングをまといます。
小型・高出力化した発電装置「FCスタック」と最適配置の水素タンクにより、前後50:50の理想的な重量配分を確保。上質な乗り心地と気持ちのよいハンドリングを両立しています。
エクステリアは、伸びやかなファストバック風ルーフと張りのあるサイドで、流麗さと力強さを両立。
鋭く伸びるデザインが特徴のフルLEDヘッドランプは、昼夜を問わず精悍な眼差しを際立たせます。
さらに、横一文字のリアコンビネーションランプと寝かせたCピラーは、より深いワイド&ローの印象を与え、リアビューをより特徴的なものにしています。
インテリアは、視認性に優れる12.3インチTFTカラーメーターを搭載し、64色の室内イルミネーションを採用。
快適装備としてドライブレコーダーや、スマートフォンを持っているだけで画面操作なしにドアのロック、アンロック、始動まで行えるデジタルキーもオプション設定されました。
安全装備も充実しており、高度運転支援「トヨタチームメイト」をはじめ、最新の「トヨタセーフティセンス」を搭載しています。
なかでも、先行車やコーナーに応じて減速やステアリング操作を支援する「プロアクティブドライビングアシスト」の機能を拡充しています。
高速道路の渋滞時に一定条件で運転負荷を軽減する「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」や、リモート操作にも対応する「アドバンストパーク(自動駐車)」も用意され、駐車を含む日常の扱いやすさを高めています。
パワートレインは、トヨタが揮発した燃料電池システム「トヨタフューエルセルシステム」(TFCS)を採用。
大気から取り込んだ空気と高圧水素タンクからの水素をFCスタックに送り、化学反応を発生。それにより生じた電気をモーターに送り、クルマを動かしています。
同時に発生する水は車外へと放出されますが、ミライから排出されるものはほぼこの水だけです。
動力源であるFCスタックをはじめ、システムを一新することで高出力・低燃費を両立するとともに、高圧水素タンクの容量をアップするなど、航続距離を大幅に向上させています。
水素を満充填した場合の走行距離は最大約850km。燃料消費率(燃費)は、152km/kgとなっています。
プラットフォームはFR系高級車用TNGA「GA-L」を採用し、ボディ剛性や静粛性を磨き込んでいます。
グレードは「G」と「Z」の2種類を用意し、上級Zには黒基調でよりスポーティな印象を与える「BLACK PACKGE」がオプションで用意されます。
車両本体価格(消費税込)は726万1000円から861万円です。
環境性能を最前線で体現しつつ、走りと先進装備を磨き上げた“新時代の高級セダン”が、ミライの大きな魅力です。
Writer: くるまのニュース編集部
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