スバルの最新型「インプレッサ“STI仕様”」がスゴい! 全長4.4m級「ちょうどイイサイズ」のスポーティハッチ! 上級モデル共通の「チェリーレッド」も超カッコいい「エアロパッケージ」に注目
スバルは2025年7月10日、5ドアのスポーツハッチバック「インプレッサ」の一部改良を発表しました。そんなインプレッサに設定されているアクセサリーパーツである「STIエアロパッケージ」とは、いったいどのようなものなのでしょうか。
安全性と走行性能をバランスよく詰め込んだ「インプレッサ」が一部改良
2025年7月15日、スバルは「インプレッサ」の一部改良モデルを発表しました。
さまざまな改良によって、さらに進化を遂げた新インプレッサには、エアロパーツのパッケージオプションがラインナップされています。
しかも手がけたのは、スバルのモータースポーツ部門を担うSTI(スバルテクニカインターナショナル)です。どのような仕様なのでしょうか。

1992年に登場したインプレッサは、スバルらしい走行性能を特徴とするコンパクトモデルとして誕生しました。
歴代のインプレッサは幅広いニーズに応え、水平対向ターボエンジンと4WD(AWD)を組み合わせたスポーツモデルの「インプレッサ WRX」が設定されたほか、セダン、コンパクトワゴン、2ドアクーペなどの多彩なボディタイプを揃え、市場に浸透していきました。
なおターボエンジン搭載の高性能スポーツAWDモデルについては、その後「WRX」として独立した車種へ発展を遂げています。
現行となる6代目インプレッサは、2023年4月に登場しました。
安全性能や機能性、走行性能のバランスを重視したモデルとして位置づけられ、ボディタイプは5ドアハッチバックの1タイプに統一されています。
従来型(5代目)より採用された「スバルグローバルプラットフォーム(SGP)」は、新たに「フルインナーフレーム構造」を採用。
さらなる高剛性化と軽量化を実現するとともに、スポーティな走りを実現する操縦安定性の向上や乗り心地の改善などを図りました。
スバル独自の先進安全装備である「アイサイト」には、広角化されたステレオカメラに加え、超広角単眼カメラが追加された最新世代となり、歴代アイサイトで最高レベルの性能を確保しています。
そんな現行モデルのボディサイズは、全長4475mm×全幅1780mm×全高1480-1515mmで、ホイールベースは2670mmとなっています。
エクステリアには、フロント部分にヘキサゴングリルが配置され、直線的なラインが前後にわたって施されています。
また、リア部分にはシンプルなラインが使用され、全体として統一感のあるデザインで構成されています。
インテリアには、最新のスバル車に共通する11.6インチのセンターインフォメーションディスプレイが採用され、従来よりも操作のしやすさや視認性が向上しています。
また、後席には十分な足元スペースが確保され、長時間の乗車に配慮した設計となっています。
パワーユニットは、2リッター 水平対向DOHC直噴エンジンと、2リッターエンジン+小型モーターによるマイルドハイブリッド「e-BOXER」の2種類があり、トランスミッションはいずれもリニアトロニック(CVT)です。
駆動方式は前輪駆動(FF)と全輪駆動(AWD)の両方が設定されています。
今回実施された一部改良では、ボディカラーに「シトロンイエロー・パール」が新たに追加されたほか、「緊急時プリクラッシュステアリング」や「スバルリアビークルディテクション(後側方警戒支援システム)」などの先進安全機能が全グレードに標準装備されました。
さらに「ドライバー異常時対応システム」についても機能強化が図られ、警告・減速・注意喚起の動作が一体的に作動するようになっています。
これにより、事故リスク低減のためのサポート体制が全車で整えられ、インプレッサの安全性能が全体的に底上げされた形です。
さらに、内外装をブラック基調にし、シート表皮やステアリングホイールのステッチなどにレッドアクセントを施した特別仕様車「ST Style Edition」「ST-H Style Edition」も新設定されました。
一部改良版 新インプレッサの販売価格(消費税込み、以下同)は、274万4500円から351万4500円までとなっています。


































