そんなインプレッサには、アクセサリーパーツとして「STIエアロパッケージ」が設定されています。

　どのような特徴があるのでしょうか。

　STIエアロパッケージは、空気の流れを整え、空力安定性や接地性の向上を目的として開発された3点構成のエアロパーツ群です。

　具体的には、「STIフロントアンダースポイラー」「STIサイドアンダースポイラー」「STIリアサイドアンダースポイラー」の3種類から構成されます。

　まず、フロントアンダースポイラーは、フロントバンパー下部に流れる空気を整流することで接地性を向上させ、ハンドリングの安定感を支える効果が期待されます。

　また、サイドアンダースポイラーは、フロントからボディ側面にかけて流れる空気を整え、車体下部への空気の巻き込みを減らすことで、走行安定性の確保を図ります。

　さらに、リアサイドアンダースポイラーは、車体後部にかけて発生しやすい乱流を整えることで、後方への空気の抜けをスムーズにし、前後の空力バランスを取る役割があります。

　これら3点を装着することで、空力特性を全体的に整え、走行中の安定感を支える設計となっています。

　対応グレードは、「ST Smart Edition」、「ST Black Selection」、「ST Style Edition」、「ST-G」、「ST-H」、「ST-H Style Edition」です。

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　STIエアロパッケージの販売価格は、「ブラック」仕様が15万6970円、「チェリーレッド」仕様が18万2710円となっています。

　なおチェリーレッドは、STIのコーポレートカラーとして知られ、WRXをはじめ「BRZ」「レヴォーグ」などの上級スポーツグレードにも、内外装のアクセントカラーとして採用されているものです。

　なお、それぞれ単品購入も可能となっています。