「新型高性能SUV」世界初公開! 美しすぎる“クーペデザイン”に超パワフルな4WD×「ブレンボ」ブレーキ搭載! 「NSX」風ランプも採用のアキュラ新型「RSX」米で発売へ
ホンダの米国法人は、高級ブランド「アキュラ」の新型SUV「RSX Prototype」を世界初公開しました。
高性能4WD×最新のASIMO OS搭載
2025年8月15日、ホンダの高級ブランド「アキュラ」の新型SUV「RSX Prototype(以下、新型RSX)」を、米国で開催中の自動車イベント「モントレー・カー・ウィーク」で世界初公開しました。
2026年後半の発売を予定しているといいます。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

新型RSXは2024年に開催のモントレー・カー・ウィークで披露された「Acura Performance EV Concept(アキュラ・パフォーマンス・イーブイ・コンセプト)」をベースに開発されたEV(電気自動車)です。
ホンダ独自開発の次世代EVプラットフォームを採用した最初のモデルで、またホンダ独自のビークルOS「ASIMO OS(アシモ OS)」を搭載。自動運転や先進運転支援システム、インフォテイメントなどを統合制御します。
これにより、車両上でさまざまなアプリケーションを実行でき、さらにユーザー一人ひとりの好みや運転行動を学習して、“超・個人最適化”された移動体験を実現するといいます。
デザインはアキュラ・パフォーマンス・イーブイ・コンセプトを継承したもので、EVプラットフォームによる高いデザインの自由度を最大限に活かし、クーペのような表情豊かなシルエットや力強いプロポーションによって、アキュラブランドのデザインを押し広げています。
フロントはアキュラブランド共通デザイン「ダイヤモンド・ペンタゴン・デザイン」を進化させ、シャープな形状のデイタイムランニングライトと、低い位置に配置されたLEDヘッドライトによって、上下分割型の印象的なヘッドライトデザインを採用しています。
ボディサイドはロングホイールベースによって、タイヤを四隅に配置したことで短い前後オーバーハングを実現。走りに特化した印象を与えるとともに、大きく張り出したホイールアーチや21インチの大径ホイールがスポーティさを引き立たせます。
ドアハンドルはフラッシュタイプとし、サイドパネルは彫刻のような深い彫りを施したことで、スピード感を感じられます。
リアはワイドに広がるテールランプを備えますが、これは「NSX」2代目モデルへの敬意を表したものだといいます。
ボディカラーは鮮烈な「プロパルジョン・イエロー・パール」を採用し、ハイパフォーマンスを予感させるカラーとなっています。
パワートレインの詳細は不明ですが、パワフルなデュアルモーターによる四輪駆動を採用。フロントサスペンションはハンドリングと路面追従性に優れるダブルウィッシュボーン式とし、レッドキャリパーのブレンボ製ブレーキを備え、高い走行性能を実現しました。
バッテリーは電源としても活用できるほか、家庭用の非常用電源として利用することも可能です。
発売は2026年後半を予定し、生産はアキュラ「インテグラ」なども生産している、オハイオ州メアリズビル四輪車生産工場が担当します。この工場では、内燃機関モデルとEVを混流生産しており、ホンダの柔軟な生産体制を示すものだとしています。
アメリカン・ホンダモーター Acuraデザイン・エグゼクティブ 土田 康剛氏は、新型RSXについて、以下のようにコメントしています。
「アキュラ RSX Prototypeは、優れた空力性能がもたらすパフォーマンスを、スポーティーなクーペスタイルで表現しています。
このモデルを皮切りに、パフォーマンス性や独自性を表現した普遍的な美しいデザインと先進技術を軸にアキュラブランドを再定義していきます」
※ ※ ※
新型RSXは8月15日10時(現地時間)に、モントレー・カー・ウィーク内のイベント「The Quail, A Motorsports Gathering」で一般公開されるとともに報道発表会が実施される予定です。
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。









































































