ダイハツ新「“軽”商用バン」初公開! 広びろ空間実現の「超静音モデル」! パワフルな走りも期待の「イーハイゼット」尼国に登場
ダイハツは2025年8月1日、インドネシアのモーターショー「GIIAS2025」で、新型軽商用EVコンセプト「e-ハイゼット」を現地初公開しました。どのような特徴を持つ未来の商用車なのでしょうか。
新たな軽商用車が登場
ダイハツのインドネシア法人は2025年8月1日、「ガイキンド・インドネシア国際オートショー(GIIAS 2025)」において、軽商用EVのコンセプトカー「e-Hijet concept(以下、e-ハイゼット コンセプト)」を現地初公開しました。
このイベントは7月24日から8月3日までの期間、タンゲランのICE BSDシティで開催されました。
e-ハイゼット コンセプトは、軽商用車セグメントのバッテリーEV(BEV)です。

多様化するビジネスニーズに応えるために特別に設計されており、効率的な配送業務をサポートすると同時に、カーボンニュートラルの実現に貢献する持続可能な輸送手段として提案されています。
ボディカラーはホワイトとライトグリーンの組み合わせで、GIIAS 2025におけるダイハツのテーマ“Bahagia Sejak Pertama ー The Joyful Future Mobility”に沿った、明るく環境に優しいイメージが演出されています。
商用車として最も重要な室内空間は、広さを確保しつつ、さまざまなビジネス用途に合わせてカスタマイズできるよう設計されており、事業者に最適な一台となるポテンシャルを秘めています。
なお、航続距離やパワートレインのスペック、ボディサイズ等の詳細は伝えられていませんでした。
今回の展示で特に注目を集めたのが、ユニークなデモンストレーションです。ダイハツはアストラ財団と協力し、中小企業を支援する活動の一環として、ブース来場者にコーヒーやスナックを配布。
そのコーヒーの提供を、e-ハイゼット コンセプトの後部ドアに設置されたロボットが行うという演出で、来場者にユニークな体験を提供しました。
ダイハツブースではこのほかにも、個人の移動をより自由に楽しむための電動パーソナルモビリティ「e-Sneaker concept(e-スニーカー コンセプト)」や、人気の7人乗り小型MPV「シグラ」をベースにクロスオーバースタイルを取り入れた「Sigra X-Style(シグラ X-スタイル)」などを展示。未来のモビリティに対するダイハツの幅広いビジョンが示されました。
Writer: 佐藤 亨
自動車・交通分野を専門とするフリーライター。自動車系Webメディア編集部での長年の経験と豊富な知識を生かし、幅広いテーマをわかりやすく記事化する。趣味は全国各地のグルメ巡りと、猫を愛でること。













































