スバル「“新”コンパクトSUV」登場! 全長4.5m弱の「ちょうどイイサイズ」! パワフル&「“低燃費”パワトレ」もスゴい新「クロストレック」どこが変わった!?
スバルは、2025年7月にコンパクトSUV「クロストレック」の一部改良を発表しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。
一部改良でますます魅力アップの「クロストレック」
2025年7月10日、スバルは「クロストレック」の一部改良を発表しました。
クロストレックは、スバルが提供するコンパクトSUVで、都市部での使いやすさとアウトドアでの走行性能を兼ね備えたモデルです。
今回の改良では、ドライバーや乗員にとっての安全性や快適性をさらに向上させる内容が盛り込まれました。

2012年に初代モデルが登場したクロストレック(日本仕様は「XV」の名称で発売)は、特に優れた安全性能と安定した走行性能が高く評価されて、日本国内外で一定の人気を誇っています。
そして2022年に発売された現行型は、日本仕様もグローバルで使われる“クロストレック”の名称に統一。デザインや機能性を一新し、より洗練された外観と高度な安全技術を搭載したモデルに進化しました。
現行型のボディサイズは、全長4480mm×全幅1800mm×全高1575mmで、ホイールベースは2670mmとなっています。
エクステリアでは、洗練されたフロントデザインが特徴で、水平基調のフロントグリルと力強いバンパーデザインが目を引きます。
また、インテリアは高品質な素材を使用し、シンプルでありながらも上質感が漂う仕上がりとなっています。
さらに、シートやダッシュボードのデザインは、視認性や操作性を高めるように配慮されています。
パワーユニットは2タイプ。2リッター水平対向4気筒にマイルドハイブリッドを組み合わせた「e-BOXER」と、2024年12月に追加された2.5リッターと2つのモーターを組み合わせたシリーズ・パラレル式ハイブリッドシステム「S:HEV(ストロングハイブリッド)」が設定されます。
特にS:HEVは、燃費の大幅な向上に加え力強さも兼ね備えたことで、新たな走りのたのしさを味わうことができます。
駆動方式は、前輪駆動(FF)に加え、四輪駆動(AWD)にはスバルの得意とする「シンメトリカルAWDシステム」を搭載しており、安定した走行性能を提供します。
また先進運転支援システムも充実しており、優れた安全性と長距離走行を快適に過ごせる性能を発揮します。
スバルの運転支援システム「アイサイト」は、広角化したステレオカメラと超広角単眼カメラを組み合わせた最新版を搭載。
プリクラッシュブレーキをはじめとするさまざまな運転支援機能が搭載されています。
今回実施された一部改良では、さらに「ドライバー異常時対応システム」と「ドライバーモニタリングシステム」との連携強化を実施。
ドライバーのわき見や居眠りが長時間続いた場合、ドライバーに異常が生じたと判断し、ドライバー異常時対応システムが作動するようになりました。
加えて、コーストダウン(惰性走行)や、パルスブレーキによる振動でドライバーにさらなる注意を促す機能を採用したほか、ドライバー異常時対応システム作動によるハザードランプ点滅のタイミングを減速制御開始と同時に早めることで、早期に周囲の車両へドライバーの異常を知らせるように改良しました。
さらに、ボディカラーの見直しを図るとともに、新たに「サンドデューン・パール」と「シトロンイエロー・パール」の2色が追加されました。
このほか、2リッター車をベースにした遊び心を感じさせる特別仕様車「Limited Style Edition」も新設定されます。
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今回の改良により、より一層安全性と快適性が向上したクロストレックは、都市部での利用はもちろん、アウトドアシーンにも対応するバランスの取れた一台といえます。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。
























































