チームスズキエクスター Moto2で活躍中のジョアン・ミール選手を2019年から起用
先日、ドゥカティチームからレプソル ホンダ チームに移籍したJ・ロレンソ選手を皮切りに続々とライダーの移籍が発表されています。
若手起用で共に成長を目指すスズキMotoGPチーム
スズキは、アンドレア・イアンノーネ選手に代わりジョアン・ミール選手と、チーム スズキ エクスターのライダーとして2019年、2020年の2年契約を締結したことを発表しました。アンドレア・イアンノーネ選手は、2019年シーズンからアプリリア レーシング チームからMotoGPに参戦します。
ジョアン・ミール選手は、2019年シーズンからGSX-RRを駆りアレックス・リンス選手と共にMotoGP世界選手権に参戦します。スペインのマジョルカ出身の若干20歳のライダーで、既にMoto3、Moto2クラスで比類のないライディング技術と勝負強さを証明しています。
2015年にMoto3クラスのオーストラリアGPで世界選手権デビュー、2016年からはフル参戦し、初年度から3回表彰台を獲得しました。2年目の2017年には10回勝利を重ね、Moto3の年間チャンピオンに輝いています。
また、2018年はMoto2クラスに参戦し、既に第5戦、第6戦と連続で表彰台を獲得して、現在ランキング5位につけています。
ジョアン・ミール選手加入について佐原 伸一 プロジェクトリーダーは、次のように語っています。
「スズキは、2015年以来、若手ライダーと共に戦い、成長しながら、マシン開発を進め、高いポジションを共に目指していくプロジェクトを進めています。リンス選手とは2019年、2020年も開発を続けることが出来ますし、今回ミール選手が参加することになりとても嬉しいです。早く、一緒に成長していくことを、とても楽しみにしています」
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