ホンダ最終型「シビックタイプR」がすごい! 黒ルーフ×赤デカールがスゴい! 6速MT&2リッターターボ搭載の「アルティメット エディション」欧州登場、どんなクルマ?
ホンダは2025年6月5日に、欧州市場における「シビック タイプR」の最終モデルとなる限定車「アルティメットエディション」を発表しました。わずか40台限定ということで、世界中のファンの注目を集めています。
ホンダ最終型「シビックタイプR」発表!
ホンダの「シビック タイプR」は、日本はもちろん海外でも人気の高い一台。
しかし欧州市場での現行モデル販売は2026年で終了となることが決まり、海外のファンからは落胆の声が挙がりました。
そんな中、ホンダは2025年6月5日に欧州市場ではシビック タイプRの最終モデルとなる限定車「アルティメットエディション」を発表。
わずか40台限定ということで、世界中のファンの注目を集めています。

シビック タイプRは、「シビック」のスポーツチューニングモデルです。
初代シビック タイプRが登場したのは1997年で、当時展開していた6代目シビック(EK9型)のエクステリアやパワートレイン、足回りにメーカー自らスポーツチューンを施した高性能3ドアハッチバックとして、高い人気を博しました。
その後、シビックがモデルチェンジするたびに新しいタイプRが登場。
現在は2022年に登場した6代目シビック タイプR(FL5型)が展開されています。
そしてシビック タイプRは海外でも販売されており、人気モデルの座を獲得していますが、先述のように欧州市場では2026年いっぱいで販売終了。
2026年1月から施行される新しい排ガス規制に対応できないことが、その理由です。
こうして残念ながら販売終了となるシビック タイプRですが、2025年6月に欧州の最終モデルとなるアルティメットエディションが発表されました。
このアルティメットエディションの特徴は、ボディカラーにあります。
イギリス市場で特に人気だった「チャンピオンシップホワイト」をメインに、ルーフをブラックにした2トーンカラーを採用。
また、ボンネットには赤色のデカールでセンターラインを引き、さらにサイドには赤いデカールをあしらっています。
ルーフ以外にも、サイドミラーやリアスポイラーもブラック塗装仕上げで、チャンピオンシップホワイトの美しさを引き立てつつも、自らの存在感もアピールし、クルマ全体の魅力を高めています。
さらにインテリアで注目なのが、“タイプR”のロゴを投射するプロジェクター機能です。
フロントドアを開けた際に起動し、地面にタイプRのロゴを投影する仕組みになっています。
また、カーボンを用いたセンターパネルも目を引くポイントです。
パワーユニットは、最高出力320馬力・最大トルク420Nmを発揮する2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジン。
これに6速MTを組み合わせて、圧倒的な走行性能を披露します。
こうして完成したシビック タイプR アルティメットエディションの販売台数はわずか40台。
購入者には、1から40までのシリアルナンバーが入ったエンブレムとカーボンキーホルダーのほか、専用フロアマット、車体カバーがセットになったスペシャルギフトも贈られるとのこと。
価格は日本円で約1130万円とかなりの高額ですが、欧州では最後を飾る台数限定モデルということで、争奪戦は必至。
発売スケジュールなど今後の発表に注目です。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。





























































