ホンダが「“新型”プレリュード」を公開! 24年ぶり復活の「スペシャリティモデル」は斬新“滑空デザイン”×「上質内装」採用! 9月発売の「走りの流麗クーペ」先行情報を公開
ホンダは新型スペシャリティクーペ「プレリュード」に関する情報を先行公開しました。
新型「プレリュード」 先行公開!
ホンダは2025年7月31日、新型スペシャリティクーペ「プレリュード」を9月に発売すると発表し、ティザーサイトで先行情報を公開しました。
主にデザインなどが明らかになりましたが、どのような特徴があるのでしょうか。

プレリュードは1978年に登場しました。スタイリッシュなデザインに最新技術を採用したパワートレイン、高い走行性能を特徴としています。
1980年代に登場した2・3代目は特にデザイン性を重視しており、ロー&ワイドを強めたスタイルや、リトラクタブルヘッドライトの採用など、非日常感と特別感(スペシャリティ)をさらに引き立てています。
当時はバブル景気に湧いていたことから、若い男女に「デートカー」としてもてはやされました。
いっぽう、1990年代にデビューした4・5代目ではスポーツカーのキャラクターを与え、可変バルブタイミング機構「VTEC」の搭載と高回転型のスポーツユニットを採用。5代目では220馬力のスポーツタイプ「タイプS」を設定するなど、路線変更を図っています。
ところがバブル崩壊や折からのクーペ人気の低迷、RV車の台頭などから販売面で大苦戦し、2001年をもって販売を終了。プレリュードの名称も消滅していました。
2023年10月、ホンダは開催中の第1回「ジャパンモビリティショー2023」で「プレリュード コンセプト」をサプライズ公開。2020年代半ばの発売を予定し、開発が進められていることも明かしました。
今回の先行情報では、2025年9月に発売予定であることがアナウンスされ、市販プロトタイプの内外装やパッケージングなどが明らかになりました。
6代目として24年ぶりに復活する新型プレリュードのコンセプトは「UNLIMITED GLIDE〜どこまでも行きたくなる気持ちよさ×非日常のときめき〜」。
日常を大切にしながらも非日常のときめきを感じさせる、新しいスペシャリティカーを目指して開発したといい、ホンダのDNAである「操る喜び」と、環境性能や日常での使い勝手も追及した、電動化時代の前奏曲・先駆け(プレリュード)としています。
ボディサイズは全長4520mm×全幅1880mm×全高1355mm、ホイールベース2605mmです。
開発責任者の山上 智行氏は、「新型プレリュードを操る喜びを体験した次世代のハイブリッドスペシャリティスポーツとして、本格的な電動化時代に向けて先駆けて投入したいと考えています」と話しています。
エクステリアデザインは「GLIDING CROSS STANCE(グライディングクロススタンス)」。グライダーをモチーフとし、滑空するような高揚感を表現しています。
デザインを担当した大沼 紀人氏は「ホンダのスポーツカーをいつかデザインしたいと思って働いてきました」と語り、「プレリュードというビッグネームの開発に携わることは喜びでもありプレッシャーでもあった」とデザインを担当した思いを明かしました。
低くシャープなフロントノーズや、抑揚のあるなめらかなボディラインはグライダーが滑空するような高揚感を生み出し、低くワイドなスタンスはダイナミックな走りを想起させます。
ヘッドライトはグライダーをイメージし、翼のような外に広がりを表現。リアのコンビネーションランプもワイド感を引き立て、一文字で点灯する灯体を採用しました。
フロントとリアにはそれぞれブルーの縦アクセントを採用。ジャパンモビリティショー2023で披露された際はブルーのシグネチャーランプとなっていましたが、アクセントカラーとして取り入れられました。
ボディサイドはスムーズなスタイリングをもたらすフラッシュアウターハンドルに加え、ダイナミックな走りを予感させる19インチのホイールを採用。
ホイールの隙間からのぞくブレーキキャリパーはブレンボ製で、プレリュードのロゴもあしらったダブルネームとし、アクセントカラーのブルーを取り入れています。
リアの車名エンブレムは4代目をオマージュしつつ、新時代のスペシャリティクーペを感じる先進性を付与しています。
ボディカラーは「ムーンリットホワイト」「メテオロイドグレー」「クリスタルブラック」「フレームレッド」の4色です。































































































