スズキ「スイフトスポーツ“KATANA仕様”」がカッコイイ! 伝説的な「スズキの名車」を完全再現! パワフルな“ターボエンジン”搭載した「スイフトスポーツ カタナ」日本とオランダで登場した“特別モデル”とは!
スズキの名車と呼ばれる「カタナ」と「スイフトスポーツ」。この2台のコラボレーションによって誕生した「特別記念モデル」が存在しました。
伝説的なスズキの名車「カタナ」を完全再現!
スズキはクルマだけでなくバイクも展開しているメーカーです。
日本国内のみならず海外で高く評価されているバイクも多くあり、例えば1981年に発売された「カタナ」は世界中で高い支持を得た人気モデルです。
2019年には待望の新型モデルとして復活し大きく話題になりましたが、その際にカタナと「スイフトスポーツ」のコラボレーションを実現した特別記念モデルが発売されていました。

この、カタナとスイフトスポーツをコラボレーションさせた特別モデルの名は、「スイフトスポーツ カタナ」。
先述のように、新型カタナの発売を記念した一台で、限定30台がオランダで販売されました。
ベースとなったのはスズキが誇るスポーツハッチバックのスイフトスポーツで、カタナの特徴や個性を忠実に再現したデザインを採用しているのが大きな特徴。
まず注目すべきはボディカラーです。
用意されたカラーバリエーションは、「プレミアムシルバーメタリック」と「スーパーブラックパール」の2種類で、とくに前者はカタナの代表的なシルバーのカラーリングをそのまま反映したもの。
また、カタナのタンクに描かれた“SUZUKI”ロゴの赤い色をフロントグリルの枠に取り入れるなど、見事な配色を披露。
さらにカタナをモチーフにしたブラックストライプや、車体に施された“KATANA”ロゴも目を引くポイントで、サイドドアのストライプ部分には、“刀”の漢字とイラストも描かれています。
インテリアにもスイフトスポーツ カタナ専用の装備があり、例えばレザー仕様のスポーツシートも“KATANA”ロゴが入った特別製。ステアリングも専用のアイテムが装備されました。
そのほかシートバック部分には、限定車を示す番号が描かれているなど、特別な一台だと感じさせる工夫が散りばめられています。
そんなスイフトスポーツ カタナは、ベースがスイフトスポーツということもあり、走行性能の高さもポイント。
パワーユニットには最大出力140馬力・最大トルク23.5kgmを発揮する1.4リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、975kgという軽い車重も相まって鋭い加速力を発揮しました。
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このようなスイフトスポーツ カタナが、2019年にオランダで発売された後、2020年の「東京オートサロン」でも、「スイフトスポーツ カタナエディション」というコンセプトカーが出展されました。
スイフトスポーツ カタナエディションは、スイフトスポーツ カタナ同様に、バイクのカタナをモチーフとしていますが、オランダで市販されたモデルとはカラーリングやデザインが異なっていました。
ベースカラーは「シルバー」ですが、黒のストライプが目立ったスイフトスポーツ カタナとは異なり、レッドカラーを多く用いているのが特徴。
ほかにも、フロントスポイラーやボディサイドには“剣筋”のようなデカールが配され、ボディ各部の“SUZUKI”ロゴやホイールには赤色を採用するなど、オランダ版と比較すると、よりスタイリッシュな雰囲気に仕上がっています。
残念ながら、東京オートサロンに出展されたスイフトスポーツ カタナエディションはあくまでコンセプトモデルだったため、現在までに市販化はされていません。
しかし、カタナもスイフトスポーツも長きにわたって高い人気を誇るモデルですから、もし特別モデルとして販売すれば間違いなく人気の一台となるでしょう。
Writer: 大西トタン@dcp
(株)デジタル・コンテンツ・パブリッシング所属の編集者・ライター。幼少期に父親と一緒に灯油でエンジンのプラグを磨いたのをきっかけに車好きになる。学生時代はレーサーを目指しカートに挑むも挫折。現在は磨いた腕と知識を武器に自動車関係の記事をメインに執筆。趣味は週末に愛車フリードでのグルメ自販機巡り。




























