2リッターエンジンで「420馬力超え」! 全長4.3m“ちょうどいいボディ”の斬新「コンパクトカー」がスゴイ! “専用装備”もり沢山&「日本限定仕様」もあるメルセデスAMG「AMG A 45 S」とは?
メルセデス・ベンツ「Aクラス」の高性能モデル「Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+」の集大成といえる最後の特別限定車「Mercedes-AMG A 45 S 4MATIC+ Final Edition」とは、どのようなクルマなのでしょうか。
コンパクトカーで世界トップクラスのスペック!
コンパクトカーの人気に伴って、さまざまなモデルが市場に登場し、デザインや性能、装備に至るまで多種多様な選択肢が揃い、ユーザーのニーズに応える魅力的なクルマが増えています。
なかにはコンパクトなボディに、400馬力以上を誇るパワーユニットを搭載したパフォーマンス特化のモデルも存在しています。
一体どのようなクルマなのでしょうか。

そのモデルとは、メルセデス・ベンツのサブブランド「メルセデスAMG」が手がける高性能モデル「A 45 S 4MATIC+」です。
このクルマのベースとなっているのは、メルセデス・ベンツ「Aクラス」です。
同社はエントリーモデルとして1997年に初登場し、現行モデルは2018年から販売されている4代目となります。
ロー&ワイドなプロポーションが特徴で、どっしりとした存在感を放ちます。
搭載されている最新の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」は、学習機能付きAIによる音声認識を備え、エアコンやナビゲーションの操作をスムーズに行える優れた機能を提供。
フラッグシップモデル「Sクラス」譲りの先進運転支援システムも採用され、快適性と安全性が両立されています。
このAクラスのなかで頂点に君臨しているのがA 45 S 4MATIC+です。
直近では日本市場で2024年11月に、全国300台限定の「A 45 S 4MATIC+ Final Edition」も登場しています。
この限定モデルは、ボディサイズが全長4455mm×全幅1850mm×全高1410mm、ホイールベース2730mmと、コンパクトながらも力強いスタンスを誇ります。
外装にはAMGエンブレムが施されたボンネットや「45 S」のデカール、19インチの鋳造アルミホイール、固定式リアウイングが装着され特別感を強調。
ボディカラーには、シリーズ初採用の「AMG グリーンヘルマグノ(マット)」をはじめ、日本限定の「MANUFAKTURマウンテングレーマグノ(マット)」や「ポーラーホワイト(ソリッド)」が用意されています。
内装も特別仕様にふさわしく、「45 S」の文字が刻まれたAMGパフォーマンスシートやフロアカーペット、ナッパレザーを使用したAMGパフォーマンスステアリング、AMGロゴ入りのステップカバーが採用され、高級感とスポーティーさが融合した空間が広がります。
パワートレインには、職人の手作業で組み立てられた2リッター直列4気筒ターボエンジン「M139」を搭載。
最高出力421PS、最大トルク500Nmという、2リッターエンジンとしては世界トップクラスの性能を発揮します。
トランスミッションはAMGスピードシフトDCT 8速デュアルクラッチ、駆動方式は状況に応じて駆動力を配分する4WDシステム「4MATIC+」を採用し、スポーツカーさながらの走行性能を実現しています。
そんな、メルセデスAMG A 45 S 4MATIC+ Final Editionの価格(消費税込)は、公式ホームページ上では1185万円で展開されており、メルセデス・ベンツのエントリーモデルの中でもひときわ異彩を放つ存在といえるでしょう。
Writer: 山城颯太
理系国立大学を卒業後、自動車メディアを中心にフリーランスのライターとして活動中。TOEIC 925点。クルマから電車、飛行機まで乗り物大好き。主に新型車のグレードに焦点を当てたモデル紹介、海外車の執筆などを担当。















