斬新「小さなランボルギーニ」!? まさかの“日本製”でワイドボディ&「めちゃ広ッ荷室」採用! 「ホンモノ志向」の“ウルス顔”デザインがカッコイイ! 存在感抜群のNATS「ウルス86」とは?

長年にわたり「東京オートサロン」へカスタムカーを出展してきた歴史のある日本自動車大学校(NATS)ですが、なかでも「東京オートサロン2019」では、ランボルギーニ「ウルス」を彷彿とさせるクルマが話題となりました。一体どのようなクルマなのでしょうか。

小さいけど荷室めちゃ広ッ! 国産ランボルギーニ!?

 日本自動車大学校(NATS)成田校は、「東京オートサロン2026」に向けたカスタムカーの製作計画を2025年6月27日に発表会で公開しました。

 NATSは、自動車業界で活躍する専門家を育成する4つの学科を有し、特にカスタマイズ科は1997年の設立以来、卒業制作としてカスタムカーを製作し、東京オートサロンに長年出展してきた実績があります。

 特に2019年の東京オートサロンでは、ランボルギーニのフラッグシップSUV「ウルス」を彷彿とさせる圧倒的な存在感の車両が大きな話題となりました。

 その車両とは一体どのようなものだったのでしょうか。

小さいけど迫力抜群! ランボルギーニ「ウルス」顔がカッコイイ!
小さいけど迫力抜群! ランボルギーニ「ウルス」顔がカッコイイ!

 ウルスは、2018年に登場した全長5112mm×全幅2016mm×全高1638mmの大柄なスーパーSUVで、4.0リッターV8ツインターボエンジンを搭載。

 発売当初のモデルでは、最高出力650馬力、最大トルク850Nm、0-100km/h加速3.6秒という驚異的なパフォーマンスを誇ります。

 その鋭いデザインと圧倒的なパワーが特徴で、高級感とスポーツ性を兼ね備えた車両として世界中で注目を集め、現在も高い人気を誇っています。

 このウルスのデザインをトヨタ初代「86」をベースに融合させたモデルが、東京オートサロン2019で披露された「ウルス86」です。

 初代86のボディサイズは全長4240mm×全幅1775mm×全高1300mmと、ウルスと比較してかなりコンパクト。

 そんなサイズ感ながら、外観はウルスの特徴的なフロントデザインを忠実に再現し、鋭いヘッドライトや大型グリルがその迫力を強調しています。

 さらに、ボディには大胆なオーバーフェンダーを装着し、ワイルドで筋肉質な印象を強化。本物のウルスに引けを取らない存在感を放っています。

 しかし、ウルスがSUVであるのに対し、ウルス86はピックアップトラック風のボディ形状を採用している点が大きな特徴です。

 この斬新な発想により、スポーツカーとトラックの魅力を融合させた唯一無二のスタイルが完成しました。

 一方で、ルーフやドアパネルは86のオリジナルデザインを残し、学生たちの工夫とバランス感覚が光る仕上がりとなっています。

 これらの点からも、学生たちは86の特性を活かしつつ、ウルスの高級感と迫力を再現するため、エアロパーツの設計や塗装、さらには構造の改造に至るまで、細部にわたりこだわり抜いたことが伺えます。

 このプロジェクトは、学生たちの技術力だけでなく、既存の枠にとらわれない創造力の結晶と言えるでしょう。

※ ※ ※

 東京オートサロン2026に向けて、NATSはさらに意欲的なカスタムカーを準備しています。

 出展予定の車両には、日産「グロリア(3代目)」をベースにしたローライダー風のカスタムカー、レクサス「LS460(4代目)」にトヨタ「ヴェルファイア(現行・3代目)」のフロントとリアを融合させた「ヴェルファイア セダン」、そしてダイハツ「コペンローブ」をベースにトヨタ「スープラ(現行・5代目)」を小型化した「C91 Supra」の3台が含まれます。

 これらの車両は、学生たちの技術力と独創的なアイデアが融合した作品として、来場者に新たな驚きと感動を提供することでしょう。

【画像】超カッコイイ! これが斬新「小さなランボルギーニ」です!(22枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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