トヨタが発表した新「超“小さい”SUV」に反響多数! 全長3.7m級ボディに「軽よりイイ!」「なぜ今までなかった」の声も!? 最新HEV採用の「アイゴX」英国登場に寄せられた“熱視線”とは
トヨタのイギリス法人は2025年6月1日、トヨタ最小のハイブリッド車(HEV)「アイゴX(クロス)ハイブリッド」を発表しました。日本では売られていないコンパクトSUVに対し、SNSなどには様々な反響が寄せられています。
「なんで日本で売らないの!?」と疑問の声も
トヨタのイギリス法人は2025年6月1日、トヨタ最小のハイブリッド車(HEV)「アイゴX(クロス)ハイブリッド」を発表しました。
日本では売られていない同モデルに対し、SNSなどには多くの声が集まっています。

2005年に登場した欧州専用のエントリークラスコンパクトカー「アイゴ」に端を発するアイゴX。
2021年のフルモデルチェンジで3代目となった際に、クロスオーバースタイルをまとったアイゴ“X”として生まれ変わりました。
都市部での機動性とSUVらしい力強さを兼ね備えたモデルとして一定の支持を集めています。
ボディサイズは全長3700mm×全幅1740mm×全高1510-1525mmと、軽自動車を除くトヨタのラインナップのなかで最小クラスです。
樹脂素材色のオーバーフェンダーやリフトアップ化、個性的な塗り分けの2トーンカラー、さらにこのセグメントとしては珍しい大径18インチホイールの採用などにより、小さいながらも強い主張が感じられます。
プラットフォームには「ヤリス」や「ヤリスクロス」「シエンタ」などと共通のGA-Bを採用していますが、前後オーバーハングを減らすなどの改良が施されたものを使用し、最小回転半径4.7mという取り回しの良さを誇ります。
パワートレインは1リッター直列3気筒エンジン「1KR-FE型」で、最高出力72PS・最大トルク93Nm。5速MTまたはCVTが組み合わされ、駆動方式はFFのみです。
先進運転支援機能「トヨタセーフティセンス」が搭載されるなど充実した機能が揃います。
今回新たに追加されたアイゴXハイブリッドは、欧州Aセグメント初のフルHEV。
システム最高出力は116馬力で、従来のガソリン車に比べて43馬力の向上を達成し、0-100km/h加速も10秒未満と俊敏性を高めています。
外観はHEV専用のヘッドライトやバンパーを採用し、先進性を強調。また、スポーティな仕立ての「GRスポーツ」グレードも用意され、専用エンブレムやブラック加飾、専用サスペンションなどで個性を際立たせています。
内装では、メーターがHEV専用液晶となり、USB-C充電ポートが標準装備されます。パーキングブレーキが電動化されるのも特徴のひとつです。
発売は2025年秋を予定し、ラインナップや価格などの詳細は、後日明らかにされる予定です。
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日本では売られていない最新のコンパクトSUVに対し、SNSなどには様々な反響が寄せられています。
多かったのは「オシャレ!」「こんなクルマあったんだ」「なんで日本にはないの?」といった驚きの声でした。
また「軽よりも魅力的」「日本の軽規格もこのくらいの大きさにすれば良いのに」など、国内独自の規格に対し、再検討を望む意見も見られました。
今のところ欧州専売車であるアイゴXですが、国内へ導入しても一定の需要が見込めるかもしれません。
Writer: くるまのニュース編集部
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