約620万円! スバル新「“MT”セダン」発表! 270馬力の「水平対向エンジン」&4.7m級ボディ採用! 走行性能強化の「WRX tS スペックB」NZに登場
スバルのニュージーランド法人は2025年6月16日、スポーツセダン「WRX」(日本名WRX S4)の6速マニュアルトランスミッション(MT)搭載モデル「WRX tS Spec B」を現地で発売しました。どのようなモデルなのでしょうか。
MTのスポーティセダン!
スバルのニュージーランド法人は2025年6月16日、スポーツセダン「WRX」(日本名WRX S4)の6速マニュアルトランスミッション(MT)搭載モデル「WRX tS Spec B」を現地で発売しました。

WRXは「インプレッサ」の高性能グレードとして1992年にデビュー。世界ラリー選手権(WRC)参戦マシンのベース車として開発され、名誉ある実績を残し、その名を世界に知らしめました。
2014年からはインプレッサの名が外れ、WRXとして独立。現行モデルは2021年にフルモデルチェンジを受けた2代目になります。日本ではセダンのみの設定ですが、ニュージーランドではセダンのほか、5ドアステーションワゴンの「スポーツワゴン」もラインナップされています。
セダンのボディサイズは、全長4670mm×全幅1825mm×全高1465mm、ホイールベースは2675mm。2.4リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力202kW(270馬力)・最大トルク350Nmを発生します。
トランスミッションはこれまでCVT(8速マニュアルモード付き)のみの設定でしたが、今回新たに発売されたWRX tS Spec Bが搭載するのは6速MTです。MTならではのダイレクトな「操る感覚」を提供。加えてラリー譲りの強化アイテムを数多く取り入れているのも特徴です。
主な特別装備は、ゴールドペイントのBrembo製ブレーキ、19インチのマットグレーアルミホイール、電子調整式ダンパー、大型リアスポイラー、RECARO製バケットシート、12.3インチインストルメントクラスターなど。新色としてギャラクシーパープルパールも設定されました。
スペックBというグレード名は装備されるBrembo製ブレーキのオマージュであり、機能面のみならずブランドとしてのメッセージ性も持たせています。価格は6万9990NZドル(約620万円)です。
Writer: 近藤 英嗣
新型自動車解説書のテクニカルライターを経て、編集者に。自動車分野を強みとしながらも、ライフスタイル、ビジネス、不動産、旅、グルメなど幅広く取材・執筆する。














































































