「コンビニで車中泊できるのサイコー!?」 近日中にローソンが有償展開か 近年「トラブル多発」で課題は多い? 7月中に千葉県で始まるのか
2025年7月6日に日本経済新聞は「ローソン駐車場で車中泊 1泊2500〜3000円、ホテル代高騰の受け皿に」という報道をしました。これに関してSNSでは様々な声が出ています。ローソンからは正式リリースはないものの、現実となった場合にはどのようなことが想定されるのでしょうか。
〜ローソン・有料車中泊実施か?〜
ローソンで車中泊ができる。しかも、トイレが使えて、ゴミも出せて、電源もとれる。
そんなニュースが2025年7月6日に報じられ、ユーザーの間で大きな話題になっています。
本稿執筆時点では、ローソンからのニュースリリースはないので、あくまでも報道ベースですが、駐車場スペースは1台あたり2マス使えて、料金は2500〜3000円。7月中には千葉県内の数カ所で始まるというのです。

気軽に車中泊をしたいと思っていたユーザーにとっては、まさに朗報です。
なぜならば、車中泊を正式にできる場所は限定的だからです。
一般的なイメージとしては、キャンピングカー1台あれば、またはミニバンにちょっとしたキャンプ用品を積んでおけば、移動中に車中泊して楽しく旅ができると思うかもしれません。
車中泊する場所として、思いつく場所はいくつかあります。
例えば、高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PAです)。
ただし、筆者が以前にNEXCO(高速道路株式会社)各社や首都高速株式会社に問い合わせたところ、「車中泊はNG」という明確な答えが返ってきました。
そのうえで、SA・PAは休憩をするためのものだが「休憩の定義はない」として、車内で眠ることは許容範囲としたものの、「あくまでも仮眠であり宿泊目的の長時間駐車はNG」という考えです。
それでも、車中泊をする人がいて、大量のゴミ捨てなどが問題になる場合もあります。
次に、道の駅です。
こちらも「車中泊は原則NG」だといいます。
国土交通省によると、道の駅の目的は「1道路利用者への安全で快適な道路交通環境の提供」と、2地域の振興に寄与」としています。
その上で、休憩機能として、24時間無料で利用できる駐車場とトイレが、道の駅の要件にあるので、車中泊をしても良いのではと勘違いする人がいるかもしれません。
あくまでも休憩であり、宿泊はNG。
ただし、こちらも休憩の定義が曖昧であり、道の駅で車中泊する人も少なくないのが実状です。
ゴミ捨ての問題、またトイレの水道を使って自炊したり、テントや椅子を車外に出したキャンプのような光景を見ることもあります。
なお、一部の道の駅では、有料で車中泊を受け入れている場合もありますが、その数ははあまり多くありません。
また、沿岸部や山間部など、市町村などが運営する無料の駐車場がありますが、ここでも車中泊は原則NGです。




































